「ぼた餅」と「おはぎ」のちがい
こちらの看板商品はご存じ最中なんですが、ぼた餅がその次に有名って知りませんでした(笑)いつも定番ものをスルーして季節の和菓子ばかり買ってしまうので。でも、今回はちがいます。
店内にはぼた餅が並んでます。ぼた餅は人気No.2商品。ほかにも黒ごまを使ったアレンジ版でお彼岸限定の「ごまん餅」。
あと、きな粉がまぶしてあるぼた餅、さらに七穀米でくるんだ「七穀ぼた」。
一般的に「おはぎ」のほうがよく耳にしますが、こちら仙太郎では通年「ぼた餅」と呼びます。
よく言われることとして、春のお彼岸時期には牡丹の花の季節なんで「ぼたん餅」が変化して「ぼた餅」、秋には萩の花の季節なんで「おはぎ」と呼ばれるようになったとか。
古来「赤色」には「魔除け」の力があるといわれ、小豆は祝の席や儀式の際には欠かせない食材として、赤飯やあんことしてお供えされました。その名残で、お彼岸にぼた餅を五穀豊穣とご先祖への感謝、家族の健康を願って墓前や御仏前にお供えするように。
一般的に「おはぎ」のほうがよく耳にしますが、こちら仙太郎では通年「ぼた餅」と呼びます。
よく言われることとして、春のお彼岸時期には牡丹の花の季節なんで「ぼたん餅」が変化して「ぼた餅」、秋には萩の花の季節なんで「おはぎ」と呼ばれるようになったとか。
古来「赤色」には「魔除け」の力があるといわれ、小豆は祝の席や儀式の際には欠かせない食材として、赤飯やあんことしてお供えされました。その名残で、お彼岸にぼた餅を五穀豊穣とご先祖への感謝、家族の健康を願って墓前や御仏前にお供えするように。
黒豆ももうシーズンですね。黒豆大福など。
そして、他にも。月見だんご、今年は10月4日が十五夜になるということで、それまで販売するようです。なんか月見だんごって9月のイメージですが(笑)
で、ぼた餅とごまん餅を買ってみました。いつもこうやって和菓子説明のリーフレット添付してくれるのがいいですね。
仙太郎の美味しさの秘訣は、材料を自社農場で栽培したり素材にこだわってることですね。小豆、青じそなど。そして、材料はほとんど近郊でまかなっている安心安全なもの。
まずはぼた餅。けっこう大きめで見るからにボリューミー
割ってみます。ここの餅には青しそが入ってるんですね。これちょっと独特で他にはないですね。認知度得るまでは異物混入と思われるお客も(笑)青しそも自家栽培だそうです。
食べてみます。アンコは毎度間違いない美味しさ。そして、半殺しの餅の青しそ、いいアクセントになってます。ただ甘いだけじゃないさっぱりとした清涼感がプラス。でも、なんで青しそ混ぜようと思ったのか、そのいきさつを聞いてみたい(笑)
で、ごまん餅。黒ごまが目立ちます。
割ってみます。こちらの周りの餅部分にも青しそ入り。
黒ごまの香ばしさ、プチプチ食感、そして若干の塩使いがいい塩梅。アンコの甘みに深みを与えます。これはかなり美味しい!病みつきになります。けっきょく2個ぺろりと食べて、まだまだ食べたい!という後を引く美味しさ。ぼた餅、人気なのが納得。お彼岸問わず食べたくなる逸品。あ、でもちゃんとこの時期、ご先祖に感謝することは忘れずに(笑)
仙太郎 へのツイート
仙太郎の七穀。紫蘇がほんのり香って美味しいのです。今、どうしても食べたい。#ぼた餅 #仙太郎 #和菓子 #wagashi pic.twitter.com/kbBmy4UbaR
— Hawaiiを夢見て@Kapunakea (@Kapunakea) 2017年9月22日
創業130年の歴史をもつ和菓子店。百貨店のデパ地下にも出店し、どの店もいつも大混雑なくらい人気(笑)
ちょうどお彼岸間近ということと、テレビでおはぎの特集をしてて急に食べたくなってこちらへ。