【京都苔めぐり】苔マニア必見!有名寺院の庭園がジオラマ苔アートに☆嵯峨野・紅葉の名所「常寂光寺」

JR東海『そうだ京都行こう』の企画。京都の有名寺院5か所で苔アート作品展示。今回は京都嵯峨野にある紅葉の名所としても知られるお寺。

目次

嵯峨野にある紅葉の名所は苔の名所でもあり☆

京都嵯峨野。紅葉の名所としても知られ、このエリアでも人気のお寺。

恐らく、普段ならもっと観光客が多いお寺だと思いますが、この前の台風の影響で関空も被害を受け、外国人観光客激減。いつもは大人気スポットである嵯峨嵐山界隈はどこも空いてました。

ちょうど小雨まじりということもあり、お寺全体が潤いを帯び、しっとりと落ち着いたたたずまい。

日蓮宗のお寺。慶長元年(1596)、大本山本圀寺十六世究竟院日禛上人が、この地に隠棲して開創。
百人一首で詠まれる小倉山の中腹斜面に位置し、境内からは嵯峨野を一望でき、境内の庭園には200余本のカエデが植えられ、秋は山全体が紅葉に包まれ、その常寂光土のような風情から寺号がつけられたと言われています。

入っていきなりこの表示。JR東海『そうだ京都行こう』の苔アート巡礼企画の展示会場。ここ常寂光寺も展示会場5寺院の一つ。

モシュ印&コケ寺リウムが展示されています。

やはり、紅葉の名所ということもあり、モミジ型の朱印も。細い毛筆再現を苔でするのも技がいるでしょうね。

この後に見るであろう、末吉坂。
コケ寺リウムは境内の建造物や庭園を再現しているので、実際の場所と比較する面白さがあります。

仁王門。

妙見の滝。こちらはけっきょくたどり着けず、実際の滝は見られなかったんで、これで妄想(笑)

コケ寺リウムにもなっていた仁王門。
もと本圀寺客殿の南門として貞和年間(1345~49)に建立されたものを元和2年(1616)に移築。屋根は茅葺。

この一直線に天に伸びるような石段の参道がなんともこのお寺の象徴的眺めのような。

境内、苔好きにはたまらない風景。このモコモコと立体感ある苔群を激写。

多宝塔。

途中、キノコを多数発見。最近の雨続きで生育も旺盛。

小倉山中腹の展望所から嵯峨野一望。

若干色づき始めてるモミジも。

上から見下ろす仁王門もまた絵になる風景。紅葉徐々に進んでますね。

茅葺屋根も苔むしています。

コケ寺リウムにもあった末吉坂。苔とモミジの共演が素敵な石段。

紅一点。季節の花・彼岸花が、この緑一色の空間に凛とした鮮やかな彩りを添えていました。
じつは初訪のお寺でしたが、苔好き&ミドリスキーにはたまらん空間。JR東海さんのおかげで素晴らしい機会に恵まれました。おおきに(笑)

ヨ~イヤサ~♪

常寂光寺 への口コミ

詳細情報

イベント名:初秋の京都「モシュ印/コケ寺リウム」キャンペーン
開催期間:9月1日(土)~11月30日(金)
対象寺院:三千院、圓光寺、建仁寺、東福寺、常寂光寺

常寂光寺
住所:京都府京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
電話番号:075-861-0435
公式サイト:https://www.jojakko-ji.or.jp/