【京都和食めぐり】コスパ抜群で大満足!めくるめく旬の味覚に陶酔!!リピート必至☆日本料理「さかい」

おおきに~豆はなどす☆今回は御所南にある日本料理店。旬の厳選素材と使った料理はどれも逸品中の逸品。しかも、コスパ抜群で大満足の構成。誰もがリピートしたくなるお値打ち懐石。

目次

技が光る絶品料理の数々

春の京都で夜食事会。
地元友人が気に入っててよく行くというお店を1か月ほど前から予約。人気店みたいです。後で調べると、他ライターさんも絶賛。私自身は初訪問。

御所南、御幸町通りを下がった場所にある雑居ビルの1階。

「日本料理さかい」と書かれています。
ここに来る前にグーグルマップで調べると、店名「RESTAURANT a la japonaise さかい(レストランさかい)」となっていて、外国人の方も来られるようなお店かな?と想像したりしましたが、至ってエントランスは日本料理店の構え。

店内はカウンター6席とテーブル5席で11席。温かみある木のぬくもりを感じる内装。凛とした清潔感も感じつつ。落ち着いた雰囲気。

まずは飲み物を、ということで瓶ビールを注文。日本酒は別メニュー表あり。

そして、お料理スタート。
まずは先付。この緑色に癒されます(笑)
冷製茶碗蒸し。トッピングにはアスパラガス、独活などが乗っていて、さらにうぐいす豆のすり流し。

どれも素材の味が際立ち、歯触りも楽しめる一品。

椀物。日本料理店らしく、ちゃんと霧吹きでつくりたて感演出されてました。
ハマグリしんじょう。上には筍、菜の花、木の芽がトッピング。ハマグリのいい出汁感。そして、お椀の絵柄は早くも菖蒲先取り。

お造り。器は富士山ですかね。裾野に咲く桜、といったところでしょうか。
天然桜鯛、炙ったタイラギ貝柱。浜防風や生海苔も添えられ、さらにポン酢とお醤油で。鯛のねっとり感がとても美味。

もうたまらず日本酒にスイッチ。

滋賀の日野町の蔵元・矢尾酒造の鈴正宗純米大吟醸「吟吹雪」。甘さと酸味を兼ねそなえ、お造りにもピッタリ。

サクラマスと原木椎茸の甘酢あん。
サクラマスはさっと打ち粉をつけて揚げたものに炭火焼きの北海道産原木椎茸を添え、ほんのり甘酢効いた出汁感もあるあん。

白和え。具材にはわらび、ふき、赤こんにゃくとこれも春の味覚。

道明寺蒸し。桜餅を連想する一品。道明寺粉の餅の中に甘鯛が入り、空豆を入れて銀あんがかかっています。どれにも共通して思ったんですが、出汁の旨みを引き立てる塩の塩梅がとても繊細でちょうどいい頃合い。

さらに追加で、日本酒。
宮城県の山和酒造・山和純米吟醸。春らしいラベルもまたいい。

酢の物。愛知産とり貝、もずくに黄身酢。黄身酢が絶品。鮮やかな色の配色もまたいい。

そして、うれしいお肉の登場(笑)
京料理だと、あまりお肉出てこないんですが、ご主人のご出身が丹波篠山ということもあるんですかね。ここは肉でしょう!のメインディッシュ。

炭火焼された筍も添えられて。食感がいいです。春はやっぱり筍。いい!

このお肉の火入れが素晴らしかった。塊状の牛肉を串打ちして炭火で1時間半ほどじっくり焼き上げたもの。火加減も高温と低温を使い分けて。焼物はすべて日向備長炭を使った炭火焼き。炭火焼きでここまでジューシーに柔らかく仕上げるって、ちょっと神業です。実山椒も添えられて、とにかく美味しいお肉でした。思わずうなってしまいました(笑)

こちらもうっとりする均一の色目と切り口の光沢をたたえた出汁巻。包丁や道具の手入れが行き届いてるんやなぁ~と今更ながら(笑)

土鍋は信楽焼き。そして丹波篠山のお米で土鍋炊きのご飯。

出汁巻つくと、なんとも贅沢な気分になります。最後の最後に。ご飯もつやつや。おかわり自由で。

さらに、出汁茶漬けセットが控え、おかわりどうぞ!と促され。

3杯目はお茶漬けで。残りのちりめん山椒、香の物とともに。ちりめん山椒も多分自家製だと思いますが、下手な佃煮屋のよりやわらか仕上げで美味しかった(笑)

水物。アングレーズソースかかった苺、せとか、レモンゼリーで〆。

これだけいろいろなもの食べて、会計一人10000円。かなりお値打ちです。クオリティーも最高。そして、一貫して『春』というお題に沿った食材使いや演出。リピート率高いのがわかるお店。また四季折々で旬の味覚をいただきに訪れたいお店でした。

ヨ~イヤサ~♪

日本料理さかい への口コミ

詳細情報

店名:日本料理 さかい
住所:京都市中京区毘沙門町553 御幸町ビル 1F
営業時間:12:00~13:00(最終入店) 18:00~20:00(最終入店) 
定休日:水曜日
TEL:075-231-690
公式サイト:http://www.rej-sakai.com/index.html