ビルのエントランスにある弁慶遺愛の石
三条通り沿い。麩屋町角。飲食店やバーなどが入居するビルのエントランス階段下。
小さい庭風の砂利スペース。
わりと古めの石柱。そこには、さらに古めのフォントで『弁慶石』と書かれています。
その中央に少しグリーンがかった約1メートルくらいあるでしょうか、大きな石があります。
ここに、この弁慶石の由来があります。
五条大橋の牛若丸(のちの源義経)との戦いや歌舞伎『勧進帳』でもおなじみの武蔵弁慶は平安時代末期ごろ、この三条京極界隈で幼少期を過ごしました。そして、弁慶の愛するこの石がありました。
弁慶は義経とともに奥州平泉の高館で最期をとげ、死後この石も高館に移されました。すると、この石が「三条京極に戻りたい」とわめき始めたという。また、その周辺で熱病が流行りはじめ、これは弁慶の祟りではないかと恐れられ、この石は再び京都に戻されたという。
五条大橋の牛若丸(のちの源義経)との戦いや歌舞伎『勧進帳』でもおなじみの武蔵弁慶は平安時代末期ごろ、この三条京極界隈で幼少期を過ごしました。そして、弁慶の愛するこの石がありました。
弁慶は義経とともに奥州平泉の高館で最期をとげ、死後この石も高館に移されました。すると、この石が「三条京極に戻りたい」とわめき始めたという。また、その周辺で熱病が流行りはじめ、これは弁慶の祟りではないかと恐れられ、この石は再び京都に戻されたという。
この界隈の町名にもなっている名石。
男の子がこの石をなでると力持ちになり、無病息災、火除けにもなるという言い伝えのある石。ちょっと現在のロケーションとは対照的ですが、そんな古から存在する名石と現代の建物が同居する場所。
弁慶石 へのツイート
弁慶石と名探偵コナン pic.twitter.com/5iMurYIEa6
— chaco (@H_I_R_A_R_I_N_) May 17, 2019
基本情報
名称:弁慶石
住所:京都市中京区弁慶石町三条麩屋町東入北側
住所:京都市中京区弁慶石町三条麩屋町東入北側