【京都】540円の朝ラーメン誕生 魚介あっさり!昼は担坦まぜそば専門店に「ごま」

下京区・七条壬生の北側に、朝ラーメン540円という思わず二度見する価格帯の新店「古民家まぜそば・らーめん ごま」が誕生します。朝は淡麗ラーメン、昼は担々まぜそばと時間帯でメニューが切り替わるユニークな営業スタイルです。オープン直前の試食会でひと足先に訪れました。

目次

梅小路に朝ラーメンの新店

下京区・梅小路エリア、七条壬生の北側に「古民家まぜそば・らーめん ごま」がオープンします。
外観は、まさに古民家を改装した佇まい。もともと食堂だった物件をリノベーションされています。

11月21日のオープンに向けて試食会が行われたので、一足早くメニューなどをご紹介します。

店内はどこか落ち着く和の空間。意外と広々としており、カウンター席とテーブル席が用意されています。一部の席は靴を脱いでゆっくりできるつくりです。

営業スタイルがユニークで、朝は淡麗ラーメン、昼は担々まぜそばと、時間帯で提供メニューが変わります。

すぐ近くには京都市中央市場もあり、朝ラーメンのニーズも高そうです。ごはん物としてカレーやチャーシュー丼もラインナップされています。

こちらが朝限定の淡麗ラーメン。なんと税込540円。
和出汁を使った魚介スープで、朝にぴったりのあっさりとした一杯です。

香油は、さば油・ラー油・鶏油・豚脂から選べます。お店のおすすめは「さば油」。
具材は、炙りチャーシュー、ねぎ、紫かいわれ、糸唐辛子、魚粉。
540円とは思えない充実ぶりで、思わず心配になるほど。

すっきりとクリアで香り立つ和出汁に、魚粉とさば油が旨味を重ね、より深い味わいが広がります。朝こそ食べたい優しい味わいです。

麺は老舗・棣鄂製の細麺。コシがあり、すすり心地も歯切れもよく、やさしい魚介スープにしっかり馴染みます。

チャーシューは注文ごとに炙るこだわり。香ばしさとパンチのある味わいが、淡麗スープのやわらかい風味と対比を生み、満足感があります。

こちらは昼限定の担々まぜそば。価格は740円から。
具材や〆ごはんが追加される「スタフト」「スペシャル」も用意されています。
無料トッピングは、ニンニクと天かすです。

こちらが、まぜそば並サイズです。麺とタレ、具材をしっかりとまぜていただきます。

具材は炙りチャーシュー、担々ミンチ、卵黄、紫かいわれ、水菜、魚粉と盛りだくさん。
無料トッピングのにんにくも相性抜群です。

ごまだれ、スパイス、魚粉、ラー油が混ざり合うことで、複雑な旨みと刺激的な味わいが生まれます。

麺は棣鄂製の「ウイング麺」。独特の形状で、もちもちしつつ不揃いの食感が心地よく、タレがよく絡むのも特徴です。

ラーメンが540円、まぜそばが740円からと、このご時世ではなかなか見ない価格帯ながら、食材へのこだわりや丁寧な盛り付けはしっかり。
思わず「大丈夫ですか…?」と聞いてしまいましたが、「しっかり計算と工夫をしていますのでご安心を」とのことでした。

オープン前の試食会でしたので、マイナーチェンジはあるとは思いますが、新店の雰囲気は十分に伝わるかと思います。

朝ラーメンと担々まぜそばが味わえる貴重な新店。よく行くエリアでもあるので、オープン後も伺ってみたいと思います。

店舗情報

店名:古民家まぜそば・らーめん ごま
住所:京都市下京区西酢屋町3
オープン日:11/21
営業時間:ラーメン7:30〜10:30 / まぜそば11:30〜15:00
定休日:不定休
https://www.instagram.com/cominka.goma/