【京都特別公開】今秋注目!約3年半ぶり、大徳寺「聚光院」公開へ 見どころ多数

京都を代表する禅寺「大徳寺」で、普段は非公開の塔頭「聚光院」が約3年半ぶりに特別公開。千利休ゆかりの歴史ある寺院で、狩野派の障壁画から現代の襖絵、名庭、茶室まで見どころも多数。一般公開に先立ち、内覧会にお邪魔してきました。

目次

約3年半ぶり!普段非公開の大徳寺「聚光院」

京都市北区紫野にある大徳寺。広大な境内には数多くの塔頭が並び、総門をくぐると街中とは空気が変わったような静けさに包まれます。
その塔頭のひとつ「聚光院(じゅこういん)」で、開創460年を記念した特別公開がスタート。通常は非公開で、公開されるのは約3年半ぶり。今回は一般公開に先立ち、内覧会にお邪魔しました。

聚光院は1566年、三好義継が養父・三好長慶の菩提を弔うために創建。千利休の菩提寺としても知られ、境内には利休や茶道三千家歴代の墓所があります。
決して大きな塔頭ではありませんが、建物や庭、茶室、襖絵など見どころが多く、京都の歴史と文化が凝縮されたような場所です。

ほかにも枯山水庭園「百積の庭」や、重要文化財の茶室「閑隠席」「枡床席」なども公開されています。
戦国時代から現代まで受け継がれてきた歴史や文化を、建築や庭、美術を通して身近に感じられる特別公開です。

なかでも印象的だったのが、本堂にある狩野永徳と父・松栄による国宝障壁画の高精細複製。金地に描かれた桃山時代の絵画を、本来置かれていた空間で見ることができます。

そして雰囲気が一変するのが、現代日本画家・千住博氏による襖絵『滝』。2013年に奉納された作品で、鮮やかな青と白で表現された滝が襖いっぱいに広がります。
桃山時代の狩野派から現代の日本画へ。数百年という時間を行き来するような対比が面白く、歴史や美術に詳しくなくても、その違いを直感的に楽しめます。

普段は非公開のため、京都に住んでいてもなかなか訪れる機会のない聚光院。
戦国時代から現代まで受け継がれてきた歴史や文化を、建築や庭、美術を通して身近に感じられる特別公開です。
「大徳寺 聚光院 開創460年記念 特別公開」は2026年12月6日まで。拝観休止日もありますので、訪問前に公式情報をご確認ください。

基本情報

店名:大徳寺 聚光院
住所:京都市北区紫野大徳寺町58
拝観時間:9:30〜15:30受付終了
HP:https://kyotoshunju.com/temple/daitokuji-jukoin2026/