【2018京都祇園祭】ゆったり夜の後祭をぶらり!夜の山鉾めぐりは快適で狙い目!!風情漂う祇園囃子☆

祇園祭後半。前祭に引き続いて後祭。猛暑続く中、山鉾建て、曳初めも無事終わり、各山鉾町内には後祭の山鉾が全て出そろっています。そんな夜の後祭山鉾町をぶらり散策してきました。

目次

後祭の醍醐味☆風情あふれる夜の山鉾めぐりが快適!

猛暑続く中、山鉾建て、曳初めも無事終わり、各山鉾町内には後祭10基の山鉾が全て並ぶ。

で、昼間の暑さを避けて、夜山鉾めぐりをしてみることに。後祭は前祭に比べ、比較的観光客も少な目。なので、地元民やゆったり雅やかな祭風情を味わいたい方には後祭ファンが多いです。

で、人が少ない分、涼しいです(笑)あの暑さは、人の熱気もあるんでしょうね。後祭では風も流れてました。

まずは役行者山。
宵山の七月二十三日には本山修験宗総本山聖護院による護摩焚が行われます。路上で杉をモクモクと燃やし、かなり見ごたえありらしいです。

名物タペストリー。
無病息災を願う天空を舞うのぼり鯉。京都の有名アーテイスト・キーヤンこと木村英輝さん作。夜見るとまた違った趣です。

桜の花を仰ぎ眺めている歌人大伴黒主(おおともくろぬし)が御神体。巡行ではその姿に注目。

平家物語の宇治川の合戦が題材にした浄妙山。山にはまだ乗ってませんが、実際の人形が展示されてました。巡行ではアクロバティックに舞う一来法師(いちらいほうし)が見もの。

大きな鯉がトレードマークの鯉山。ギリシャ神話をモチーフにしたタペストリーの見送が、山に飾られるとなんとも独特の雰囲気。

橋弁慶山。五条大橋で弁慶と刀を交える牛若丸。橋の擬宝珠に足駄の前歯だけで立つ名場面を再現。後祭巡行では古来よりくじ取らずで先頭を行く。

焼失より150年目にあたる平成26年7月、後祭り巡行への復帰を果たした大船鉾。巡行ではくじ取らず、しんがりを務めます。

先日、大丸京都店にも展示されていた、2016年に瀧尾神社の寄進により復元され、152年ぶりに復活した龍頭。

祇園囃子、後祭中一番活況でした。夜な夜な高らかに響き渡るお囃子。

「下り観音山」ともいわれている南観音山。こちらも祇園囃子が鳴り響きました。
懸装品が艶やか。本尊・楊柳観音座像と善財童子。山の後部の柳の太枝は疫病を防ぐといわれています。鳩もいました(笑)

楊柳観音と韋駄天を祭る北観音山。こちらも祇園囃子が盛んに鳴り渡りました。懸装品が華やかで艶やか。オリエンタルな雰囲気。そして、尾長鳥、探してみてください(笑)

地元・三条町に祭られる八幡官を勧請して巡行する八幡山。夫婦円満のしるしとされる、左甚五郎作とされる木彫り鳩が鳥居に飾られる。豪華な社殿は総金箔で見物。

祭期間中、山鉾町の家々に残るお宝公開をされてるのもまた見物。

烏丸通り沿いの鈴鹿山。瀬織津姫命が御神体。真松には山鉾で唯一絵馬が付けられ、盗難除けの護符として珍重される。

以上、今年はもれなく後祭の山鉾全10基を回れました。夜こそ、涼しく快適に山鉾めぐりができます。ぜひ、お出かけください!

ヨ~イヤサ~♪

祇園祭後祭 への口コミ

基本情報