三条会商店街にある祇園祭発祥の御社
そんな商店街、堀川通側から入って黒門通にある御社。商店街幕には『祇園祭発祥のお社』と書かれています。ひっそりとした雰囲気ですが。
貞観11年都に疫病が流行した時、平安京の広大な庭園であった神泉苑に66本の矛を立て、祇園社(現八坂神社)の神輿を迎え、祇園御霊会が行われました。それが祇園祭の始まり。
ここが神泉苑の南端にあたることから、祇園御霊会祭日である6月14日(明治以後は7月24日に変更)には斎場が設けられ、祇園社の神輿三基を奉安し、神饌を御供えするように。
祇園祭の還幸祭では、三基の御神輿を今も又旅社に奉安し神饌を御供えします。その後御神輿は八坂神社へと戻ります。
明治以降、八坂神社の境外末社となり、他御旅所と区別して「又旅所」と命名。
観光者向けにアレンジされた要素がなく、昔から延々と受け継がれてきた、本来の意味での「元祖祇園祭」とも言われる還幸祭。荒々しさと厳格さを兼ねそなえた貴重なお祭。
そして、今年は祭祀1150年の年に当たり提灯行列など様々なイベントも予定されています。祇園祭期間中の今こそ、祭り発祥の地に足を運んでみてはいかがですか?
観光者向けにアレンジされた要素がなく、昔から延々と受け継がれてきた、本来の意味での「元祖祇園祭」とも言われる還幸祭。荒々しさと厳格さを兼ねそなえた貴重なお祭。
そして、今年は祭祀1150年の年に当たり提灯行列など様々なイベントも予定されています。祇園祭期間中の今こそ、祭り発祥の地に足を運んでみてはいかがですか?
八坂神社 境外末社 又旅社(御供社) へのツイート
【祇園祭・還幸祭】
— ゲストハウス錺屋+月屋 女将 (@KAZARIYA_okami) July 24, 2018
17時より四条御旅所を順に出発した三基のお神輿は、それぞれのコースを経て、この三条会商店街内の境外末社「又旅社」にて「奉饌祭」をとり行い、八坂神社へと戻ります。狭い商店街で担がれる2tのお神輿は大迫力!そらこちゃんが、アルミ製長竿の先にカメラをつけて撮影しました。 pic.twitter.com/tQCfDUlqZM
基本情報
名称:八坂神社 境外末社 又旅社
住所:京都市中京区御供町
住所:京都市中京区御供町
さらに地元密着型の商店街でもあり、多くのイベント会場にもなる場所。