『荒神口』の地名の由来となるお寺
御所東。河原町荒神口にあるお寺。じつは、かつて通学で毎日ここの前を通っていたにもかかわらず、一度も参拝したことないお寺(笑)まあ、京都人あるあるです。
京の七口『荒神口』の地名もこのお寺から由来するそうです。なんとかくは知っていましたが。
天台宗のお寺。通称・清流神。
本尊は清三宝大荒神という荒神様。三宝とは「仏・法・僧」(ぶっぽうそう)を守護するという意味で、日本仏教の信仰の中で独自に発展した佛神。神仏習合の名残り。火難や不浄除けの神様として知られます。
今でも京都の古いお家ではお正月、台所、トイレなど水回り(三宝さん)に鏡餅をお供えしたりするのはここからきてるんですかね。
今でも京都の古いお家ではお正月、台所、トイレなど水回り(三宝さん)に鏡餅をお供えしたりするのはここからきてるんですかね。
1200年余前大阪の摂津に祀られていたが、後小松天皇により京都に勧請。その後慶長5年(1600年)にこの地に移り、現在に至る。
御手水舎。
水量こそそれほどではありませんでしたが、名水「無垢の井」。
そういえば、この近くには京都三大名水の一つ、梨木神社「染井」もあり、同じ水源なのかもしれませんね。
そういえば、この近くには京都三大名水の一つ、梨木神社「染井」もあり、同じ水源なのかもしれませんね。
こちらに本尊の清三宝大荒神が。
石造りの鳥居もあり、こんなところにも神仏習合のお寺であることがうかがえます。
他、洛陽三十三観音第3番札所にも指定される准胝観音菩薩も祀り、女性の守護神。さらに、京都七福神のひとつとして知られる福禄寿もあり盛りだくさん。
石造りの鳥居もあり、こんなところにも神仏習合のお寺であることがうかがえます。
他、洛陽三十三観音第3番札所にも指定される准胝観音菩薩も祀り、女性の守護神。さらに、京都七福神のひとつとして知られる福禄寿もあり盛りだくさん。
堂内ある仏像の多くは、明治時代の東京遷都の際、京都御所から同院に移されたものなんだとか。
境内では近々執り行われる節分会の準備をされてる様子。この時期が一番賑やかなんだとか。そんな洛中のお寺、節分時期に参拝してみてはいかがですか?
護浄院 へのツイート
鴨沂高校の横、荒神口には、清荒神(きよしこうじん)と言われる護浄院さんがあります。神仏習合。
— 森口裕史 (@hmorigu) 2019年1月19日
現時点では最後に生前退位された光格天皇の光格天皇御胞塚(おんえなづか、胎盤を納めた塚)がありました。 pic.twitter.com/KfDUuTnWGc
詳細情報
住所:京都市上京区荒神口通寺町東入荒神町122
電話番号:075-231-3683
関連サイト:http://www.city.kyoto.lg.jp/kamigyo/page/0000012322.html
電話番号:075-231-3683
関連サイト:http://www.city.kyoto.lg.jp/kamigyo/page/0000012322.html