古いお店が立ち並ぶ寺町通の有名老舗洋菓子店
寺町通沿い。こちらは全国的にもファンの多いお店。老舗ならではな素朴な味わいの洋菓子と、明治創業の風格が漂うレトロな店構え。
そんな老舗洋菓子店が今年3月にカフェをオープンしたというウワサを聞いて。て、一体何処に作ったのか、よくわからず。
そんな老舗洋菓子店が今年3月にカフェをオープンしたというウワサを聞いて。て、一体何処に作ったのか、よくわからず。
この扉の「をす」に店の歴史を感じます。あと、店の看板の店名が戦前方式で右横書きだったり。
いつも、この店内にうっとりするんですよね。
明治・大正時代がそのまま真空パックされて現存するかのような内装。家具ひとつひとつが使い込まれて今に至るのもわかるし、タイルの色合いや質感に至る全てがステキ!
明治・大正時代がそのまま真空パックされて現存するかのような内装。家具ひとつひとつが使い込まれて今に至るのもわかるし、タイルの色合いや質感に至る全てがステキ!
で、その店内から奥へとつながるアプローチ。その先にカフェが。
途中、こんな和のお庭のような設え。
で、こちらの奥のカフェでは靴を脱いで。お花も活けられています。
店内にある、家具や照明のセンスがとにかくよくて。
一番奥側の坪庭を眺めるテーブル席はすでに満席だったんで、一番店側に近い部屋へ。ちょっとステキすぎるレトロ空間。うれしくて思わずはしゃいでしまいます(笑)
テーブル、家具もアンティークなレトロ感。
テーブル、家具もアンティークなレトロ感。
照明も。古い家具や建具好きの人にはきっとたまらない空間。
ガラス越しからお店の様子も見渡せて、花も。もともとは離れに通じる玄関だったのかな?という間取り。
メニュー。最初からオレンジゼリーと決めてましたが。
村上開新堂の看板商品・ロシアケーキなどがコーヒーとセットになったメニューや、カフェ限定シフォンケーキやフォンダンショコラのセットも。
村上開新堂の看板商品・ロシアケーキなどがコーヒーとセットになったメニューや、カフェ限定シフォンケーキやフォンダンショコラのセットも。
この席からも奥の様子が見えます。
一番奥には坪庭があり、そこを望む一人用テーブル席があり、なんだかゆったりと瞑想もできそうな空間。
これ、レジや調理スペースとなるカウンターなんですが、驚きのオール錫製。同じ寺町通りにある、これまた老舗の錫製品を製造販売する清課堂のもの。こんなデカイ錫の塊初めて見ました。
で、程なくしてオレンジゼリー登場。562円。5月~9月まではこちら。
オレンジをくり抜いて、本体がオレンジゼリーに。フタには果肉が残っていて、途中これをゼリー側に搾って味変。
まずはそのままで。ゼリーはしっかり気味に固められ弾力があります。味は酸味ゆるめのほのかなオレンジ感。これは冬場に販売している温州みかんのゼリー「好事福盧(こうずぶくろ)」にも通ずるような奥ゆかしい風味。
そこへ、フタに残っている果肉を搾って汁ダクに。
で、食べてみると一気にフレッシュ感。さらにゼリーの味を引き立てます。
途中、坪庭の縁側を通ってトイレへ。坪庭に焼き菓子をちょうど作ってる最中なのか、甘い香りが漂ってて、トイレも甘いお菓子の香り。そして、広々としてこの設え。
全ての雰囲気にうっとりできる日常から離れられる異空間。まあ、人気で次に待機しているお客のことを思うと、あまり長居するのもなんなのでそこそこで退散(笑)
古いレトロな雰囲気って、人工的に後付できるもんではない独特の良さ。それが村上開新堂の良さであり、カフェにも活かされてました。
ヨ~イヤサ~♪
古いレトロな雰囲気って、人工的に後付できるもんではない独特の良さ。それが村上開新堂の良さであり、カフェにも活かされてました。
ヨ~イヤサ~♪
村上開新堂 への口コミ
村上開新堂にて、ほうじ茶のシフォンケーキセット。3月にカフェがオープンということで、行くしかあるまいと馳せ参じた次第。一保堂のほうじ茶を使用し、丁寧に焼き上げられたケーキに、たっぷりのクリーム。開新堂ブレンドのアイスコーヒーを添えて、お庭を眺めながら。最高の贅沢ではないか。 pic.twitter.com/XkmGudJob7
— 瀬田川史人@アキバの社畜 (@setagawahuhito) 2017年7月11日
村上開新堂 基本情報
住所:京都府京都市中京区常盤木町62
電話番号:075-231-1058
営業時間:11:00〜17:00(L.O.16:30)(カフェ)
10:00~18:00 (テイクアウト販売)
定休日:日曜・祝日・第3月曜
関連URL:http://www.murakami-kaishindo.jp/
電話番号:075-231-1058
営業時間:11:00〜17:00(L.O.16:30)(カフェ)
10:00~18:00 (テイクアウト販売)
定休日:日曜・祝日・第3月曜
関連URL:http://www.murakami-kaishindo.jp/