【京都ニュース】創業109年、老舗蕎麦店が四条烏丸で復活へ「大黒屋」

惜しまれながら閉店した大黒屋が、また京都に帰ってきます。創業家のバトンを受け取ったのは、かつての常連客。12月上旬の再オープンにむけて準備中です。

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創業109年の老舗蕎麦店が復活へ

繁華街・木屋町に本店、京都大丸にも支店があった老舗そば店「大黒屋」。大正5年(1916年)創業の店で、100年以上にわたり京都で親しまれてきた名店です。

蕎麦は創業当時から、水車仕掛けの石臼で挽いたそば粉を使うというこだわりを守り続けてきました。

しかしコロナ禍を経て、本店は2022年に惜しまれつつ閉店。その後も営業を続けていた大丸店も、2024年末にまさかの閉店となりました。

親子三代で通うファンをはじめ、ファンが多いお店だけに、その知らせを残念に思う声が多く聞かれましたが、なんと2025年12月初旬に再オープン予定です。
場所は、旧・大丸店から南へ徒歩5分ほどの東洞院綾小路。建物の工事はすでに完了し、現在は内装工事が進んでいます。

今回の復活は、創業家からの意思を受け継ぎ、大黒屋の大ファンだった荒尾さんが中心となって進められているもの。
蕎麦職人や厨房機器なども引き継がれる予定で、「大黒屋 第二創業」と呼ぶべきプロジェクトになっています。

復活に向けて、クラウドファンディングも実施中です。気になる方は、ぜひご覧ください。
https://camp-fire.jp/projects/891396/view

老舗の閉店が続き、寂しいニュースが多い中で、再び「大黒屋」に暖簾がかかります。
オープンしたら、またレポートに行ってきます。

店舗情報

店名:大黒屋
住所:京都市下京区扇酒屋町287−2
オープン予定:2025年12月上旬予定
https://www.instagram.com/daikokuya_kyoto/