永観堂禅林寺について
「永観堂 禅林寺」は正式には「聖衆来迎山無料寿院禅林寺(しょうじゅらいごうさんむりょうじゅいんぜんりんじ)」といいます。
創建は貞観5年(863)で、真言密教の寺院として始まりました。
創建は貞観5年(863)で、真言密教の寺院として始まりました。
via 藤花
第7代の住職・永観律師(ようかんりっし)は、境内に薬王院という施療院を建てるなど窮乏している人や恵まれない人たちのために奔走した方で、多くの民衆に慕われていました。
いつしか、禅林寺は「永観堂(えいかんどう)」と呼ばれるようになったそうです。
いつしか、禅林寺は「永観堂(えいかんどう)」と呼ばれるようになったそうです。
青もみじに覆われた静かな堂宇
その日は10時くらいに永観堂総門へ到着しましたが、思っていたよりも拝観者が少なくて、少し驚きました。
拝観入口である中門までの道にも参拝者の姿はほとんどなく、少し拍子抜けするほど。
これは貴重なチャンス!
じっくりと拝観しようと期待に胸を膨らませて境内へ。
拝観入口である中門までの道にも参拝者の姿はほとんどなく、少し拍子抜けするほど。
これは貴重なチャンス!
じっくりと拝観しようと期待に胸を膨らませて境内へ。
via 藤花
釈迦堂前の庭園は新緑と白砂のコントラストが美しく、唐門を通して見える新緑も素敵でした。
via 藤花
釈迦堂と古方丈に挟まれた緑豊かなお庭も素敵でした。
via 藤花
回廊をおおうような樹々が涼やかで癒されます。
人が少なくて時間がゆったりと流れているようでした。
人が少なくて時間がゆったりと流れているようでした。
via 藤花
紅葉シーズンには昇ることが出来なかった「臥龍廊(がりゅうろう)」から開山堂へも問題なく行けます。
臥龍廊の階段はそれほど高くないのですが、微妙なカーブが錯覚を起こすようで、なんだか上りにくいし下りにくい…。
皆さんすご~くゆっくりと上り下りされていました。
臥龍廊の階段はそれほど高くないのですが、微妙なカーブが錯覚を起こすようで、なんだか上りにくいし下りにくい…。
皆さんすご~くゆっくりと上り下りされていました。
via 藤花
開山堂へ向かう回廊からは御影堂の大屋根が近くに見えて迫力満点!
via 藤花
釈迦堂と御影堂を結ぶ回廊から見る臥龍廊は新緑を泳ぐ龍の如く、見事な景色でした。
via 藤花
みかえり阿弥陀様がお祀りされている阿弥陀堂でも、ゆっくりとお参りできました。
数年前の紅葉シーズンには、行列になっていた阿弥陀様の周辺。
この日は1人でご挨拶。
「こんなに小さな阿弥陀様だったっけ」
と思いながら、相変わらず可愛らしいオーラ(私だけが感じているかもです!)にキュン!
数年前の紅葉シーズンには、行列になっていた阿弥陀様の周辺。
この日は1人でご挨拶。
「こんなに小さな阿弥陀様だったっけ」
と思いながら、相変わらず可愛らしいオーラ(私だけが感じているかもです!)にキュン!
阿弥陀堂
via 藤花
新緑の庭園から多宝塔へ
堂宇の前に広がる美しい庭園も人はまばらなので思う存分景色を楽しめました。
via 藤花
庭園側から見た唐門は新緑に覆われて柔らかい雰囲気でした。
via 藤花
混雑必至の紅葉シーズンには行くことができない多宝塔への道も問題なく登れます。
少し急なので足元に注意をしながら…。
少し急なので足元に注意をしながら…。
via 藤花
多宝塔からは京都市街が一望できます。
どのあたりに何が見えているのか、写真付きの案内板もありました!
どのあたりに何が見えているのか、写真付きの案内板もありました!
via 藤花
気持ちの良い景色を堪能した後は、再び庭園を散策。
清々しい青もみじを満喫しました。
清々しい青もみじを満喫しました。
龍吐水
via 藤花
秋は真っ赤に染まっていた阿弥陀堂へ続く石段も鮮やかな緑に覆われていました。
via 藤花
放生池
via 藤花
via 藤花
放生池の小島に鎮座する弁天社にもお参り。
こちらも紅葉シーズンには入ることができませんでした。
弁天社へ続く橋の上からも美しい景色が見られます。
こちらも紅葉シーズンには入ることができませんでした。
弁天社へ続く橋の上からも美しい景色が見られます。
via 藤花
via 藤花
楓橋から見る小川も緑に染まっていました。
苔の緑も見事です。
苔の緑も見事です。
via 藤花
天気も良く、新緑も美しく、静かな時間を過ごせた初夏の永観堂禅林寺。
「もみじの永観堂」ならぬ「青もみじの永観堂」は本当に素敵でした。
「もみじの永観堂」ならぬ「青もみじの永観堂」は本当に素敵でした。
永観堂禅林寺の基本情報
・住所 京都市左京区永観堂町48
・電話 075-761-0007
秋の寺宝展を除く期間の通常拝観について
・拝観時間 9:00~16:00(17:00閉門)
・拝観料 一般600円/小中高生400円
アクセス
・最寄り駅 地下鉄「蹴上」徒歩約15分
・バス 「南禅寺・永観堂道」徒歩約3分/「東天王町」徒歩約5分
・HP https://www.eikando.or.jp/
・電話 075-761-0007
秋の寺宝展を除く期間の通常拝観について
・拝観時間 9:00~16:00(17:00閉門)
・拝観料 一般600円/小中高生400円
アクセス
・最寄り駅 地下鉄「蹴上」徒歩約15分
・バス 「南禅寺・永観堂道」徒歩約3分/「東天王町」徒歩約5分
・HP https://www.eikando.or.jp/