京都イタリアンの代名詞「イル ギオットーネ」期間限定でオープン当時のイタリア伝統メニュー!

八坂の塔横にある京都イタリアンの代名詞的なレストラン「イル ギオットーネ」。オープンから15周年を記念して、オープン当時のメニューが頂けるイベントが開催されました。

目次

京都イタリアンの代名詞レストラン

風情のある街 東山、その象徴的な八坂の塔として親しまれている法観寺。そのすぐとなりある京都イタリアンの代名詞とも言える名店をご紹介します。テレビや雑誌などでも目にすることも多い有名店です。

その名も「イル・ギオットーネ 京都店」。シックな外観がステキなイタリアンレストランです。大阪のグランフラントや丸の内にも出店している京都代表のイタリアンで、イル・ギオットーネ出身のシェフも多く各地で活躍されております。
オーナーシェフの笹島さんは、魔法のレストランなどでもよくテレビで観ますよね。

店内は上品でオトナな雰囲気です。ちょっと場違いな感じもしましたが(笑)
9月に15周年を迎えた同店ですが、その当時のイタリア伝統メニューが復活という期間限定の周年イベントにお邪魔させて頂きました。

基本料金2500円で、6種類の前菜、ドリンク1杯、パンという普段ではありえない価格設定。

前菜はフリッタータやローストビーフ、カポナータなど、どれも素材の良さが引き出されており間違いのない美味しさで、かつアルコールともよく合います。初めの一杯はスプマンテ(スパークリングワイン)を、あとはずっと白ワインを頂きました。

基本セットに含まれているパンも複数種類あるため食感の違いも楽しく、どれも本当に美味しく頂きました。

普段はガストロノミーのコース料理ですが、こちらがオープン当時と同じイタリアの伝統メニュー。
なんだか逆に新鮮。

ここ数年ですっかり人気の定着したカプレーゼです。15年前からだされていたんですね。
トマトとモッツアレラ、バジリコを使った定番の前菜は、トマトの甘味、バジルの爽やかさ、モッツアレラの酸味が絶妙にマッチした一品です。下にフレッシュトマトのソースがひかれています。

※二皿に分けた分量です。

温菜はトスカーナ風のトリッパにしました。
トリッパとは牛の胃袋やハチノスと使った煮込み料理です。丁寧に下処理がされているので臭みはなく、美味しさしかありません。

※二皿に分けた分量です。

魚料理はアクアパッツァに。
本来は鯛だったのですが、ノドグロがあるとということでノドグロでお願いしました。
小ぶりのムール貝からたくさん旨味がでたおり、脂ノリノリのノドグロが身も柔らかく絶品でした。

お肉料理は仔牛のサルティンボッカ。
仔牛を生ハムでくるんでいる、ローマを代表する郷土料理。
生ハムの塩気と仔牛の甘味がよく、一体感のある美味しさです。

ポモドーロは、トマトとバジリコのシンプルなパスタです。
トマトの酸味、バジリコの爽やさが際立つ、もちもちとした食感が美味しいパスタ。
振りかけられたチーズがコクをプラスしてくれてナイスです。

〆は様々なキノコがはいったリゾットをパルミジャーノチーズの器で
迫力満点のチーズの器にテンションがあがります。

チーズたっぷりでコク満点、ポルチーニなどのキノコからは旨味がよく引き出されており、まろやかで香りも強いリゾットです。白ワインにもよく合う〆になりました。

イル・ギオットーネ では普段頂くことのできない伝統的なイタリアンメニュー。シンプルに美味しくて、懐かしさがありながら、逆に新しくも感じたり。
笹島さんの原点と奥深さを感じることのできた1日でした。また伺いたいと思います。

イル・ギオットーネ 京都店 店舗情報

店名:イル・ギオットーネ 京都店
住所:京都市東山区下河原町塔の前下八坂上388-1
電話番号:075-532-2550
営業時間:12:00〜14:00 / 18:00〜20:00 ※L.O
定休日:火曜日
店舗HP: http://www.ilghiottone.com/