丸太町通沿いの古いおまんじゅう屋さん
おまんじゅう屋さんということで、上品というより日常使いの和菓子が並びます。カステラもあります。
店名「都饅頭 広田商店」となっていますが、この界隈にはおかき屋さん「都あられ」もあり、どちらも広田さん。もしかしたら親戚筋かなぁと想像してみたり。
さらに『都まんじゅう』というと、京都以外の場所では京都で言うところの『ロンドン焼き』のことらしいです。カステラ風の生地で包んだ焼きまんじゅう。
店名「都饅頭 広田商店」となっていますが、この界隈にはおかき屋さん「都あられ」もあり、どちらも広田さん。もしかしたら親戚筋かなぁと想像してみたり。
さらに『都まんじゅう』というと、京都以外の場所では京都で言うところの『ロンドン焼き』のことらしいです。カステラ風の生地で包んだ焼きまんじゅう。
他、みたらし団子や草餅、上用饅頭らしきものも。あと、お赤飯も。
お店は老夫婦で営まれ、店内に並ぶ年季の入った木製の番重からもその古さが伺えます。側面に昭和39年と書かれていたり。少なくとも、その頃には営業されていたんでしょうね。
そして、今回のお目当ての水無月は白、抹茶、黒糖の3種類で各130円。割安ですね。
今回は黒糖をチョイスしてテイクアウト。
今回は黒糖をチョイスしてテイクアウト。
パッケージには天神さんの牛や妙心寺山門、二条城が描かれた包装紙。
そして、こちらが黒糖味の水無月。
1年のちょうど折り返しにあたる6月30日に半年間の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事『夏越の祓』が京都のいろいろな神社で執り行われ、それとセットで食されるのがこの水無月。
1年のちょうど折り返しにあたる6月30日に半年間の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事『夏越の祓』が京都のいろいろな神社で執り行われ、それとセットで食されるのがこの水無月。
外郎(ういろう)生地に小豆をのせ、三角形にカットされたもので、それぞれに意味があり、水無月の上部にある小豆は悪魔払い、三角の形は暑気を払う氷を表しているといわれています。
元々室町時代には宮中や幕府で『氷室(ひむろ)』で作られた氷を食べることで暑気払いをしていましたが、庶民にはなかなか希少で手の届かない氷。それを江戸時代に氷に見たててつくられたのがこの水無月。これを食して暑気払いする習慣が庶民にも広がったというわけ。
元々室町時代には宮中や幕府で『氷室(ひむろ)』で作られた氷を食べることで暑気払いをしていましたが、庶民にはなかなか希少で手の届かない氷。それを江戸時代に氷に見たててつくられたのがこの水無月。これを食して暑気払いする習慣が庶民にも広がったというわけ。
食べてみました。
わりと大粒の小豆を使用し、黒糖味のういろうはことのほかモチモチ。うっすら黒糖のコクと甘味が感じられ、とても素朴で気取らない雰囲気の味わい。
残り半年を無事に過ごすための、言わば縁起担ぎ的和菓子。家族や大切な人とお互いの無事を祈りながら食べたいですね。
ヨ~イヤサ~♪
わりと大粒の小豆を使用し、黒糖味のういろうはことのほかモチモチ。うっすら黒糖のコクと甘味が感じられ、とても素朴で気取らない雰囲気の味わい。
残り半年を無事に過ごすための、言わば縁起担ぎ的和菓子。家族や大切な人とお互いの無事を祈りながら食べたいですね。
ヨ~イヤサ~♪
都饅頭 へのツイート
念願でした、ふたばの「名代・豆餅」を食べましたが、ぼくは丸太町通りの都饅頭の豆大福の方が好みです^^。
— 中西亮介_スタジオクロノ (@studio_chrono) October 31, 2013
詳細情報
住所:京都府京都市上京区下之町422−1
電話番号: 075-811-2396
営業時間:7:00~18:00
定休日:不定休
電話番号: 075-811-2396
営業時間:7:00~18:00
定休日:不定休
この日は夏越の祓ということで、水無月を買いにこちらへ。前々から通りかかって気になってたお店ですが、初訪問。
朝8時過ぎでしたがすでに営業中。豆腐、パン、おまんじゅう屋さんは古いお店ほど朝が早いですね。