『出水の毘沙門さま』で知られる豊臣秀吉ゆかりのお寺
天正11年(1582)妙顕寺の12世日堯が豊臣秀吉の援助により隠居所として創建。日蓮宗のお寺。
建物の一部も伏見城から移築し、伏見城に安置されていた毘沙門天像も秀吉により寄進され、寺の守護神に。江戸時代以降、毘沙門天像は開運厄除けの神、通称『出水の毘沙門さま』として広く信仰を集めました。
境内、参道が2つあり。
境内、参道が2つあり。
向かって左側、本堂。ご本尊は十界曼荼羅。山号は蓮金山(れんきんざん)。
向かって右側。御手水舎や鳥居もある、こちらに毘沙門天像が祀られています。
この日は参拝できませんでしたが、毎月1日には毘沙門天像の御開帳もされています。
さらに、境内の駐車場側にある、かなり古そうな梵鐘。鎌倉後期の代表作で戦時中の供出をまぬがれ、府の文化財指定に。
その梵鐘の下にこれまたかなりの古株が飾られていますが、かつて秀吉が境内に手植えしたという「時雨松」の古株。
他にも、かつて五色の花をつけたという「五色椿」が咲き、『出水の七不思議』の一つに数えられていましたが、時雨松と同様に枯死。境内の庭園では子孫の松や七種の椿が植えられ、その名残りを伝えています。
さらに、池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』の主人公・長谷川平蔵の父・宣雄や著名人のお墓もあります。
ふらりと予備知識なく訪れたお寺でしたが、お寺の歴史を知ると同時に、その奥深さに感じ入りました。
その梵鐘の下にこれまたかなりの古株が飾られていますが、かつて秀吉が境内に手植えしたという「時雨松」の古株。
他にも、かつて五色の花をつけたという「五色椿」が咲き、『出水の七不思議』の一つに数えられていましたが、時雨松と同様に枯死。境内の庭園では子孫の松や七種の椿が植えられ、その名残りを伝えています。
さらに、池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』の主人公・長谷川平蔵の父・宣雄や著名人のお墓もあります。
ふらりと予備知識なく訪れたお寺でしたが、お寺の歴史を知ると同時に、その奥深さに感じ入りました。
詳細情報
名称:華光寺(けこうじ)
場所:京都市上京区出水通六軒町西入七番町331
電話番号:075-841-5807
場所:京都市上京区出水通六軒町西入七番町331
電話番号:075-841-5807
そんな出水通沿いにあるにお寺。