2023年8月16日更新

【京都ランチ】日本庭園やホテルある奥座敷『しょうざんリゾート』の鶏料理「わかどり」

おおきに～豆はなどす☆今回は北区衣笠、鷹峯エリアにあるリゾート地。広大な敷地には日本庭園やホテルを構え、その中にある鶏料理専門店でランチをいただきました。

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京の奥座敷・鷹峯にある広大なリゾート地の鶏料理ランチ

北区衣笠。紙屋川上流の緑豊かな鷹峯エリア。琳派の祖として知られ、安土桃山～江戸時代初期の書家・芸術家の本阿弥光悦が興した芸術集落『光悦村』のあったエリア。

そこに、地元では昔から知られるリゾート地『しょうざん』。会社設立は戦後間もない1948年。元々、西陣有数の撚糸屋の三男として生まれた創業者・松山政雄が開発した“ウール着物”が爆発的に世に知られ、それを機に山々を借景にしたこの地に三万五千坪の庭園と歴史的建造物を移築し、広く公開を始めたのがしょうざんの始まり。

以後、敷地内には染織工芸館、日本庭園、飲食店、納涼床、ウェディングチャペル、ホテルなどが建ち、最近ではラグジュアリーなリゾートホテルも新設され、以前にも増して注目を集めるスポットになりました。緑に包まれた涼やかなロケーションで、敷地には紙屋川も流れ避暑地ともいえる場所。

そんな敷地内に、おそらく施設の中で一番古株の域になる鶏料理専門店『わかどり』があります。1974年創業で、かなり昔食べにきたことのあるお店でしたが、この日は親戚との会食で予約して、久々に利用しました。建物は明治期に建てられた材木商の邸宅を移築して利用されています。

で、この日は三連休ということもあり満席。夏場は特に人気のようで、ここに限らず、予約をしたほうが無難です。

店内は京町家の趣を感じられる内装になっており、建物には部屋がいくつもあり、靴のまま入室。焼き鳥をライブ感味わいながらいただけるカウンター席の部屋、さらに客室がいくつもあり、それぞれ趣がちがう造りになっています。

今回はこちらへ。

窓際のテーブル席で、ガラス越しに紙屋川と緑の木々が見える場所。

そしてランチメニュー。自慢の鶏料理をメインに、御膳スタイルで数種類。手軽なものでは親子丼、鶏カツ丼御膳1300円から、季節の小鉢や人気鶏料理が網羅されたいろどり御膳2800円まで。夜はアラカルトでお酒と焼き鳥、鶏料理を楽しんだりできるようです。

で、今回はいろどり御膳を注文。
いろいろな小鉢の乗った竹籠を中心に、自慢の特製鶏の唐揚げ、ご飯、赤だしのお味噌汁、香の物などが付きます。

竹籠には、お造り、焼き物、鴨ロース、出汁巻、お酒のあてにもなりそうなおばんざいなど、食材豊富で、まさにいろどりいい景色。そして、大体一口大くらいのボリュームで、特にいろいろなものが食べたい、という女子にはピッタリのような内容に。

さらに鶏の唐揚げ。食べてわかる鶏肉本来の旨味、ジューシーさを感じ、ふっくらとした味わい。そのまま食べてももちろん美味しいのですが、付属のにんにくや香味野菜の効いたタレをかけると、さらにご飯やお酒に合う味変材に。

ご飯もちりめん山椒たっぷり。

内容としては京都感が詰まった御膳構成なので、恐らく観光客の方にも喜ばれそうな料理。

最後デザートに、抹茶プリンとグレープフルーツゼリーでした。

他、鶏ももむしり焼き御膳2000円。
炭火でじっくり焼かれた骨付きの鶏もも肉はワイルドにかじりつくわんぱく感も楽しめ、鶏肉好きにはたまらない美味しさ。

今回は鶏料理をいただきましたが、敷地内には他、京料理、中国料理、フレンチなどもあり、次回はまたそちらも利用したいな、と。さらに紅葉シーズンも楽しめそうなロケーション。意外と鷹峯エリアまで来ると、街中の喧騒を忘れ静かな京都を満喫できるかもしれませんね。オススメ！ヨ～イヤサ～♪

詳細情報

名称：わかどり　しょうざんリゾート京都内
場所：京都市北区衣笠鏡石町47
電話：075-491-5101
営業時間：昼／11:30～14:30 (LO14:00)　夜／17:00～21:00 (LO20:30)
定休日：HPにてご確認ください
公式サイト：https://www.shozan.co.jp/restaurant/wakadori.html