2024年4月24日 更新

【京都ディープ観光】改修前に必訪“日本一汚い”と噂の哀愁昭和レトロ感「向日町競輪場」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都府向日市にある昭和風情漂う施設。ちょっとディープな観光をしたい方にうってつけのスポット。

戦後まもなく開設された昭和の哀愁ただよう競輪場

 (263765)

京都府向日市、ここに昭和25年(1950年)開設の施設『向日町競輪場』があります。この日は自転車でポタリング中、競輪場って今まで行ったことのない場所だな、と思い、興味津々で初訪。

京都の競輪場事情としては、戦後すぐの頃、京都市内の宝ヶ池公園(現)がかつて『宝ヶ池競輪場』として数年だけ営業されていたそうですが、現在ではここが京都府下唯一の競輪場となっています。
 (263766)

すぐ近くには向日町市役所などの公共施設もあり好立地。

施設内は実際自転車が走行するバンク、その南側に券売場など関連棟がある様子。
 (263767)

この日は特にレース自体開催されていない日でしたが、施設内は開放され、誰でも無料で入場できる様子でした。
 (263768)

 (263770)

建物自体がかなり古い様子で、ちょっと昭和レトロというか、昭和の時代にトリップしたような、そんな錯覚すら覚える空間(笑)キッチンカーではフード販売もされていました。
 (263772)

競馬場と同じで、この日レース自体は開催されていませんが、他の競輪場開催の様子をモニターで中継していたり、発売所(券売所)などは稼働していて、特に年配層の男性中心に利用されていました。
 (263773)

 (263774)

 (263775)

実際、レースが行われるバンク。観客席もあり、すり鉢状の傾斜のあるトラック。
 (263778)

 (263776)

この日は、まだ十代くらいの若い選手たちが練習のためにバンクを利用されていました。競輪選手以外も、自転車部の練習などに使用できるみたいです。
 (263779)

 (263777)

実際、かなりのスピードでフェンス脇を走行されていて、さながら『弱虫ペダル』というか、凄まじい臨場感にちょっと興奮します(笑)

 (263780)

施設内には、昭和風情漂う店名看板を掲げた売店や飲食店らしき店舗がありますが、どこも閉店。施設内の守衛の方に聞くと、かつては営業されていたそうですが、コロナ禍以降レース開催の有無に関わらず休業中とのこと。
 (263781)

日本全国津々浦々に、競輪場があるわけですが、その中でもこの向日町競輪場は建物の古さもあり“日本一汚い競輪場”とも呼ばれているそうです。ただ、どこを切り取っても哀愁漂う昭和感があり、特に廃墟好きは大好物の案件だと思います(笑)

守衛の方の話では、来年2025年に滋賀県の国体の自転車競技会場としてこの施設が使用される予定で、さらに4年後を目途に現在京都市内にある京都府立体育館(島津アリーナ)がこの敷地内に移設され、競輪場と同居するとか。それに伴い、競輪場も改修工事などが行われる予定で、この昭和レトロ感漂う風情を味わえるのも、もしかしたら今のうちだけかもしれない、とのこと。
 (263782)

 (263783)

競馬とちがい、平日開催のレースもあるんですね。
 (263784)

なんか専門用語もあり(笑)

ちょっとディープで未知の体験を面白がれる人や自転車好きの人にはうってつけスポットかもしれません。ご参考に。

詳細情報

名称:向日町競輪場
場所:京都府向日市寺戸町西ノ段5
電話:075‐921‐0317
営業時間:10:00~16:30
公式サイト:https://kyoto-mukomachikeirin.com/
22 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

三杯目 J Soup Brothers 三杯目 J Soup Brothers