新型コロナ感染予防徹底で現歌舞練場最後の公演
ちょうど同じ公演を鑑賞しようと、だらりの帯の舞妓さんや芸妓たちも『京おどり』会場となる歌舞練場へ。
昭和25年より続く宮川町の芸妓、舞妓が総出演する春の踊り『京おどり』。今公演で71回になります。
昨年は新型コロナウイルス感染予防のため中止。さらに、他花街の春のおどりは昨年に引き続き今年も公演中止。そんな中宮川町では規模を縮小して公演を決定。
昨年は新型コロナウイルス感染予防のため中止。さらに、他花街の春のおどりは昨年に引き続き今年も公演中止。そんな中宮川町では規模を縮小して公演を決定。
こちらがその会場となる宮川町歌舞練場。1916年に建てられた母屋造りの木造建築。建物の老朽化にともない、今年の夏以降から建て替え工事に入る予定で、現在の建物での公演は今年で最後。
舞台観客席では撮影禁止のため、入り口の様子だけ撮影させていただきました。
舞台には西陣本綴錦織の緞帳。日本画家・尾形光琳の屏風絵モチーフに水辺に集う12羽の鶴をあしらったもの。
さらに、舞台頭上には唐破風の舞台小屋的風情の屋根など。
舞台には西陣本綴錦織の緞帳。日本画家・尾形光琳の屏風絵モチーフに水辺に集う12羽の鶴をあしらったもの。
さらに、舞台頭上には唐破風の舞台小屋的風情の屋根など。
観客席はコロナ対策により、席を一つ飛ばして間隔を空け、通常460席あるうちの半分以下の席数。さらにお抹茶席も中止。
ですが、限らた席数ということもあって、一般チケットは即日完売で、この日も満席。なかなかの盛況ぶりでした。
ですが、限らた席数ということもあって、一般チケットは即日完売で、この日も満席。なかなかの盛況ぶりでした。
そして、公演の様子ですが、舞台背景に鮮やかな桜画を全面に押し、映えるフォーメーションと見ごたえある舞の数々。お囃子も、たまに面白いリズムで鼓なのにラテンパーカッションかと思えるような部分も(笑)
演目も祇園祭など、なじみやすいものもあり、さらに最後フィナーレの芸舞妓総出の息の合った舞は圧巻でした。
演目も祇園祭など、なじみやすいものもあり、さらに最後フィナーレの芸舞妓総出の息の合った舞は圧巻でした。
宮川町では5月1日よりこんなグッズも販売される予定。特に、このレトルトカレー『かれぇどすえ』はいかにも京都らしく、万人に喜ばれる品ではないでしょうか(笑)
他、花街の春のおどりが中止の中、規模縮小で実施された今公演。来年こそは新型コロナが収束し、宮川町はもちろん五花街すべての春のおどりが開催されることを祈念したいですね。
ヨ~イヤサ~♪
他、花街の春のおどりが中止の中、規模縮小で実施された今公演。来年こそは新型コロナが収束し、宮川町はもちろん五花街すべての春のおどりが開催されることを祈念したいですね。
ヨ~イヤサ~♪
京都五花街の一つに数えられる宮川町。現在、京都春の風物詩『京おどり』が絶賛公演中。ひょんなことから、友人からのお誘いでチケットを入手し、鑑賞する機会に恵まれました。
ちなみに、『京都五花街』とは、京都にある芸舞妓のいる5つの花街、祇園甲部、祇園東、先斗町、上七軒、宮川町のことを指します。