金閣寺 晩夏の風景
金閣寺の境内図です。大文字山の南麓に、おおよそ4万坪の境内が広がります。
鐘楼です。釣鐘は、「ラ♪」の音を基準とされているそうで、鎌倉期に作られたと伝わります。
拝観受付を済ませ、境内へと向かう途中、ミストが設置されていました。少しでも涼しく過ごせるよう、配慮が有難いですね。
おおよそ2万8千坪の広大な「鹿苑寺庭園」は、特別史跡及び特別名勝指定地となっています。鏡湖池(キョウコチ)に映り込む美しい金閣は、舎利殿金閣と呼ばれ、その美しさで人々を魅了しています。
舎利殿は、三層からなり、二層と三層は漆の上から純金の金箔が貼られており、一層目は寝殿造で法水院、二層は武家造で潮音洞と呼ばれています。三層には扁額がかかっており、中国風の禅宗仏殿造、究竟頂(クッキョウチョウ)と書かれています。
一層目には足利義満像、二層目には岩谷観音と四天王像が安置されていて、三層目には、仏舎利が納められています。
一層目には足利義満像、二層目には岩谷観音と四天王像が安置されていて、三層目には、仏舎利が納められています。
煌びやかに輝く鳳凰像です。
鳳凰とは中国の伝説上の鳥で、良いことが起こる兆しの吉鳥と言われています。体の部分部分が色んな動物を表しているそうで、現在の鳳凰像は3代目だそうです。
京都で鳳凰像が建物に設置されている寺院は、金閣寺の他に、銀閣寺の銀閣、平安神宮の泰平閣、勧修寺の観音堂、平等院の鳳凰堂です。
鳳凰とは中国の伝説上の鳥で、良いことが起こる兆しの吉鳥と言われています。体の部分部分が色んな動物を表しているそうで、現在の鳳凰像は3代目だそうです。
京都で鳳凰像が建物に設置されている寺院は、金閣寺の他に、銀閣寺の銀閣、平安神宮の泰平閣、勧修寺の観音堂、平等院の鳳凰堂です。
夏の暑い時も可憐な花を咲かせるサルスベリ。金閣寺に咲いていると最近知りました。金閣とサルスベリの風景は、煌びやかな舎利殿が更に華やかに見え、美しかったです。
サルスベリの花言葉は、「雄弁」「愛嬌」「不用意」。
花名のサルスベリ百日紅は、「ヒャクジツコウ」とも呼ばれ、夏の盛りに長い間咲き続けることにちなみます。名前の由来は、樹皮がツルツルしていて、猿でも滑りそうなところに由来します。実際には滑ることなく、簡単に登るらしいです(笑)
花名のサルスベリ百日紅は、「ヒャクジツコウ」とも呼ばれ、夏の盛りに長い間咲き続けることにちなみます。名前の由来は、樹皮がツルツルしていて、猿でも滑りそうなところに由来します。実際には滑ることなく、簡単に登るらしいです(笑)
方丈そばに、陸舟の松との名の立派な松があります。樹齢は約600年、足利義満の手植えと伝わるそうです。京都三松(金閣寺・善峯寺・宝泉院)の一つとなっています。
衣笠山を借景に、鳳凰像と三層目を観る事が出来ます。拝観順路でここから見る金閣が、最後に見えるポイントのように思います。
茶室夕佳亭(せっかてい)です。
夕日に映える金閣が特に佳い(よい)ということが名前の由来となって言うそうです。
夕日に映える金閣が特に佳い(よい)ということが名前の由来となって言うそうです。
金閣寺では、拝観出口付近にお抹茶をいただけるお休み処があります。(有料)朱色の和傘と緋毛氈が敷かれた座席があり、京都らしさを味わえます。
不動堂です。弘法大師作と伝わる石不動明王が安置されており、節分と8月16日に開扉法要(かいひほうよう)が営まれます。
拝観出口、不動堂のそばの朱印所にて、御朱印を授与していただけます。今回は「舎利殿」の御朱印を授与していただきました。
今回は金閣寺の夏景色を紹介させていただきました。これから秋に入り、紅葉シーズンも美しい金閣寺です。近くへ行かれた際には立ち寄られてはいかがでしょうか?
今回は金閣寺の夏景色を紹介させていただきました。これから秋に入り、紅葉シーズンも美しい金閣寺です。近くへ行かれた際には立ち寄られてはいかがでしょうか?
今回は猛暑の中、可憐な花を咲かせるサルスベリと晩夏の風景を紹介します。
金閣寺へのアクセスは、京都市バス「金閣寺道」より徒歩約3分です。