夏越の祓・茅の輪くぐり&七夕風鈴まつりが同時開催
左京区岡崎にある、京都では比較的創建新しい神社『平安神宮』。この日は夏越の祓神事『茅の輪くぐり』をしようと休日にやってきました。参道で焼きそばフェスが開催中。
平安遷都1100年祭(1895年・明治28年)に市民の総社、桓武、孝明両天皇を祀る神社として創建。平安京の大内裏の正庁である朝堂院(八省院)を縮小して復元した社殿。当初は現在の千本丸太町周辺(平安京当時大内裏のあった場所)に一部復元する計画もあったそうですが、用地買収の失敗もあり、当時郊外だった岡崎に復元されたのが現在の平安神宮。
そして応天門。平安京朝堂院の應天門(おうてんもん)を模した二層の楼門。毎年この応天門に茅の輪が設置され、朱色の門柱に青々とした茅の輪が絵になります。すでに多くの方が茅の輪くぐりをされている最中。
そして応天門。平安京朝堂院の應天門(おうてんもん)を模した二層の楼門。毎年この応天門に茅の輪が設置され、朱色の門柱に青々とした茅の輪が絵になります。すでに多くの方が茅の輪くぐりをされている最中。
毎年6月30日に執り行われる『夏越の大祓』神事。お正月から6月までの半年間の汚れを祓い清め、残り半年の無病息災を茅の輪をくぐりながら祈願する行事。このように『水無月の夏越の祓する人は千年の命のぶといふなり』と唱えながら、8の字に茅の輪とくぐります。
その際振りむくと、京都市内一の大きさ誇る大鳥居も茅の輪にフレームインしながら。他にはないパワーも授かるような、そんな茅の輪くぐりができるのも平安神宮ならでは。
正面には平安京の大内裏正庁の朝堂院(八省院)正殿を復元した大極殿。大極殿背後の周囲三方に配された南神苑、西神苑、中神苑、東神苑で構成。
そして、その周りには小川治兵衛作庭の四季折々で景色が楽しめる池泉回遊式日本庭園・神苑。
神苑入口付近の回廊を見ると無数の風鈴が飾られ、時折風が吹くと涼やかな音色を響かせていました。
平安神宮では6/24〜8/31の期間、七夕風鈴まつり開催中。ここ神苑入口付近と東神苑にある泰平閣(橋殿)に約2000個の風鈴が設置され、暑気払いにもなりそうですね。それに併せて、短冊や期間限定の御朱印も授与されています。これからが暑さ本番の京都で涼やかさも感じながら参拝できます。是非ご参考に!