【西日本初出店】予約困難、会員制焼肉「新進気鋭」が京都へ!料理も接客も一流の焼肉体験

東山エリアに、東京を中心に人気を集める会員制焼肉「新進気鋭 京都」がオープン。西日本初出店となる注目店で、住所非公開・紹介制ながら、すでに話題を集めています。スタッフによるフルアテンドやライブ感あふれる演出、上質な肉を楽しむコースなど、従来の焼肉店とは一線を画す新しい焼肉体験をレポートします。

目次

勢いのある「新進気鋭」がついに京都へ

東山エリアに、東京を中心に人気を集める会員制焼肉「新進気鋭 京都」がオープンしました。関西初出店は京都。

住所非公開、紹介制という特別感もさることながら、この店の魅力は「高級焼肉」という一言では表現できません。食材へのこだわりはもちろん、スタッフによるフルアテンド、ライブ感のある演出、一人ひとりに寄り添うサービスまで含めて、一つの体験として楽しめる焼肉店です。

住所非公開ということで、看板はなく、玄関を開け、細い路地を進んだ先に入口があります。
外観の公開はもちろん、食べログやGoogleマップへの投稿も不可です。

新進気鋭は、グループ全体で60店舗以上を展開する急成長中のブランドです。

この日はオーナーの塚原さん、精肉卸「銀閣寺大西」の常務らと6人で来店。全員が一般客として通常のコースを楽しみました。新進気鋭と銀閣寺大西は精肉の取引だけではなはく、海外展開も進めており、「WWC(World Wagyu Club)」を共同事業として展開しています。

建物は民家をフルリノベーション、店内はすべて個室。

一組ごとにスタッフが付き、肉はすべてベストな焼き加減で提供されます。自分で焼く楽しさとはまた違い、料理や食体験そのものに集中できるのも魅力。焼肉というより、一皿ずつ味わうコースレストランのようなスタイルです。

まずはキムチやナムル、サラダなど。シンプルですが、この後に続く肉料理へ向けて口の中を整えてくれます。

ドレッシングが美味しいグリーンサラダも箸休めと最適です。

ドリンクのフリーフローは2,000円。ビール、ワイン、日本酒、焼酎、ハイボールなど種類も豊富です。
実はオーナー自身はお酒を飲みません。それでも飲み放題を用意しているのは、お酒を飲む人も飲まない人も、価格を気にせず楽しめる店にしたいという考えだそうです。

この日は特別に山崎12年が一杯ずつ提供されました。常に飲み放題として用意されているわけではなく、ウイスキー好きのゲストが来店することを事前に把握していたため、限られた本数の中から提供したとのこと。
会員制だからこそ、お客さん一人ひとりの好みや来店履歴を蓄積し、その人に合わせたサービスができる。そんな会員制ならではの魅力も感じました。

他には焼肉体験

コースのスタートは、新進気鋭らしく、この日使用する肉のプレゼンテーション。
オーナーと銀閣寺大西の常務に持っていただき、記念撮影も。
タン、ハラミ、サガリ、シャトーブリアン、フィレ、リブロースなど、この日いただく肉が塊のまま目の前に並びます。
どの部位をどんな焼き方で提供するのか、一つひとつ丁寧に説明。これから始まるコースへの期待感が一気に高まります。

最初の肉料理は、軽く火を入れた和牛にキャビアを合わせたタルタル。
脂の甘みにキャビアの塩味が重なり、焼肉というより肉割烹のような上品なスタートです。

新進気鋭名物のタンは、薄切りと厚切りの2種類。もちろん担当スタッフが目の前で丁寧に焼き上げてくれます。

まずは薄切りタン。自家製ポン酢に聖護院かぶら、九条ねぎを合わせていただきます。力強い旨味に、さっぱりとしたポン酢とかぶらがよく合います。

続いては厚切りタン元。立つぐらい厚切りなカットです。

じっくり火を入れ、徳島県産すだちをキュッと搾って。厚みがありながら驚くほど柔らかく、噛むほどに肉汁があふれます。

続いて、ハラミとサガリ。
同じ横隔膜の部位ですが、味わいは対照的。ハラミは脂の甘みと柔らかさ、サガリは赤身らしい力強い旨味が印象的です。
部位ごとに焼き加減を変えてくれるため、それぞれの個性をしっかり楽しめます。

まずはサガリ。
安曇野産わさびとマルドンの塩でいただきます。赤身のような力強い旨味に、爽やかなわさびの香りと辛味が心地よく重なります。

続いてハラミ。
合わせるのは卵黄と白味噌を合わせた特製ソース。ハラミらしい脂の甘みと、卵黄、白味噌のコクが絶妙に絡み合います。

続いてはフィレの中心部分、和牛シャトーブリアン。
ステーキ店でもなかなか見ないサイズ感で、テンションが上がります。

見事な火入れで、断面は艶やかロゼ色。

「新進気鋭」オリジナルのオシェトラキャビアと生胡椒でいただきます。
この厚みでありながら驚くほどやわらかく、噛むたびに繊維がほどけるような食感。力強い旨味にキャビアがソースのような役割を果たし、生胡椒がいいアクセントになっています。

続いてはタレのフィレ。
フルーティーな甘辛いタレが肉によく絡みます。厚みも食べ応えも十分。香ばしく焼けたタレのほのかな苦味が、さらに旨味を引き立てます。

最後は銀閣寺大西のブランド和牛「サステナブル和牛 熟」のリブロース。
価値が付きにくかった経産牛を、十分な栄養を与えながら再肥育したブランド和牛です。経産牛ならではの深いコク、食感、香りを楽しめます。

リブロースをさっと焼き上げ、たっぷりのトリュフと卵黄を合わせた贅沢なすき焼き丼へ。
ほどよいサシと濃厚な旨味がありながら重たさはなく、コース終盤でも美味しく食べ進められるバランスの良さが印象的でした。

最後までしっかり楽しめる構成で、肉量も350g以上と十分。
量がありながらも肉質の良さ、脂の軽さ、途中で酸味も取り入れる構成になっているため、不思議と食べ疲れしません。
よく設計されたコースだと感じました。

肉だけで終わらないのも新進気鋭らしいところ。
締めには、すだち冷麺や特製カレーが用意されています。サイズも小・大などリクエスト可能です。

きれいなだしに喉越しの良い麺。すだちを搾ると爽やかな香りが広がり、肉の余韻をすっとリセットしてくれます。

特製カレーも、締めとは思えない完成度。
丁寧に作り込まれていて、専門店として提供されても不思議ではないクオリティでした。思わずおかわりしてしまいました。

最後はアイスとほうじ茶で締めくくります。

飲み放題を含めて22,000円。決して安い金額ではありません。
しかし、肉質、ボリューム、空間、サービス、スタッフによるフルアテンド、そして一人ひとりに寄り添う接客まで含めて考えると、その体験価値は非常に高いと感じました。東京で予約が取りづらい理由も納得です。

「会員制」と聞くと敷居の高い店を想像するかもしれません。しかし新進気鋭が目指しているのは、不特定多数を集客することではなく、一人ひとりのお客さんと向き合い、より良いサービスを提供すること。そのための会員制です。

そして「お肉をお腹いっぱい食べて帰ってほしい」。一見すると高級焼肉ですが、その原点にあるのは、大衆焼肉店にも通じる価値観。
単に高級感を演出するのではなく、「焼肉を楽しむ」という本質を追求した一軒でした。

会員制ではありますが、関東の会員さんからの紹介や、関西初出店ということもありタイミングによってはゲスト利用できる場合もあるそうです。興味のある方は、一度お店へ相談してみてください。
関西初出店となる新進気鋭。京都の焼肉シーンに新たな選択肢が加わったことは間違いありません。機会があれば、ぜひ一度体験してみてください。

店舗情報

店名:新進気鋭 京都
住所:非公開
備考:会員制
https://www.instagram.com/shinshinkiei_kyoto/