インパクト大な巨大倉庫の『京都バナナ加工株式會社』
下京区、西大路界隈。この日はJR駅を基点に周辺を散策。以外と地元民でも知らないような、面白いお店や会社があったり。
こちらは西大路七条にある模型造形メーカー本社ビルのショールーム。プラモデルをはじめフィギュアなどあらゆるジャンルの関連品が並ぶ。
そんな場所からすぐ近く。梅小路エリアのJR京都線に向かって歩いていると、突如昭和臭漂う巨大な倉庫らしき建物が出現。そして『京都バナナ加工株式會社』と旧漢字まじりの手書きフォント。
昔って、そんなにバナナが特別な果物でしかも特需だったの?そんなバナナ!(無駄に寒い懐かしのダジャレ笑)
昔って、そんなにバナナが特別な果物でしかも特需だったの?そんなバナナ!(無駄に寒い懐かしのダジャレ笑)
建物のまわりを歩いていると、門構えがあり、その敷地の広大さに驚かされます。バナナ、そんなにか?と(笑)
じつはこちらの会社、本社は京都市中央卸売市場の青果卸「株式会社 朱常分店」。市場開設と同時に創業した老舗で創業90年余り。そして、元々バナナの卸売から始まった会社なんだとか。
今では安価で季節関係なく食べられ、常にスーパーで販売されているバナナですが、かつては高級品。今で言うマンゴーに匹敵するくらいになるんですかね。
じつはこちらの会社、本社は京都市中央卸売市場の青果卸「株式会社 朱常分店」。市場開設と同時に創業した老舗で創業90年余り。そして、元々バナナの卸売から始まった会社なんだとか。
今では安価で季節関係なく食べられ、常にスーパーで販売されているバナナですが、かつては高級品。今で言うマンゴーに匹敵するくらいになるんですかね。
バナナを青い状態で輸入し、ここで黄色くなるまで追熟させてから出荷させるための施設なんだとか。生協や市内の主要スーパー全般で販売され、ここで加工されたバナナをほぼほぼ京都市民は食べているということになりますかね。
初代社長は「バナナのおじさん」と呼ばれ、昭和34年から財政が苦しい福祉施設に、当時貴重品であったバナナを年2回寄付。それは代々受け継がれ、今も続いています。
そんな歴史ある会社の存在を、地元民ながら初めて知りました。
初代社長は「バナナのおじさん」と呼ばれ、昭和34年から財政が苦しい福祉施設に、当時貴重品であったバナナを年2回寄付。それは代々受け継がれ、今も続いています。
そんな歴史ある会社の存在を、地元民ながら初めて知りました。