25日にむけて着々と
夏の土用に鹿ケ谷カボチャを食すれば中風にかからぬとの言い伝えから、毎年7月25日に行われる安楽寺・鹿ヶ谷カボチャ供養。
こちら安楽寺は法然の念仏道場。後鳥羽上皇の女御松虫と鈴虫が、法然の弟子住蓮と安楽の説法に感化され、ひそかに出家して上皇の怒りをかい、二僧は断罪に、法然も流された。寺は二僧の菩提を弔うため1681年(延宝9)に創建。
こちら安楽寺は法然の念仏道場。後鳥羽上皇の女御松虫と鈴虫が、法然の弟子住蓮と安楽の説法に感化され、ひそかに出家して上皇の怒りをかい、二僧は断罪に、法然も流された。寺は二僧の菩提を弔うため1681年(延宝9)に創建。
いつもテレビの全国ニュースで夏の京都の風物詩として紹介されるかぼちゃ供養。
拝観料500円を納めると、こんなかぼちゃ供養券と御札をいただきます。
本堂では「安楽寺縁起絵」「剃髪図」「九相図」などの宝物(掛け軸)十数点も虫干しを兼ねて公開され、10時と15時から絵解きも行われます。
その間、1時間置きくらいにお寺の方が現れてかぼちゃ供養と本堂の説明。供養でいただく京野菜・鹿ヶ谷かぼちゃが元々青森県津軽の種であること、ここ鹿ヶ谷の地に植えたらひょうたん型になってしまったという由来など。
その間、1時間置きくらいにお寺の方が現れてかぼちゃ供養と本堂の説明。供養でいただく京野菜・鹿ヶ谷かぼちゃが元々青森県津軽の種であること、ここ鹿ヶ谷の地に植えたらひょうたん型になってしまったという由来など。
回廊の中心にあるお庭を眺めつつ、奥の部屋でかぼちゃ煮がふるまわれます。
机には、鹿ヶ谷かぼちゃがまるでテーブルを飾る花のように(笑)けっこう大きいんですよ。
ねっとりとして、舌触り滑らか。味も出汁類は一切入っておらず、砂糖、みりん、醤油だけで炊き上げただけなのに、それだけとは思えない深い味。
門先では、鹿ヶ谷カボチャを特別に栽培している「かね正」が鹿ヶ谷カボチャを販売。
それ以外にも、新鮮な加茂ナス、万願寺トウガラシ、九条ネギ、柊野ササゲなど珍しい京野菜を割安で販売いていて、それもまた楽しみの一つ。
中風予防効果もあるかぼちゃ煮を食べて供養もしつつ、新鮮な京野菜を手土産に。ぜひ、安楽寺へ!
ヨ~イヤサ~♪
中風予防効果もあるかぼちゃ煮を食べて供養もしつつ、新鮮な京野菜を手土産に。ぜひ、安楽寺へ!
ヨ~イヤサ~♪
安楽寺 鹿ヶ谷かぼちゃ供養 への口コミ
今年のカボチャが届きました。例年より大きく綺麗なカボチャです。
— 安楽寺 (@anrakujikyoto) 2017年7月22日
カボチャ供養は7月25日です。 pic.twitter.com/yRNMJRwB6l
鹿ヶ谷かぼちゃ供養で振る舞われるかぼちゃ煮の準備を手作業で。昨年私もいただきましたが、その美味しさと言ったら。また今年もあやかろうと、行く気マンマンですが(笑)