珍しい『御衣黄(ぎょいこう)桜』は今まさに見頃!
平安時代(821年)空海(弘法大師)が建立。真言宗の寺であり、後に禅宗に改める。応仁・文明の乱(1467-1477)により焼失。安土・桃山時代(1573-1592)この地へ移り、雨宝院のみ再建。再び真言宗に改める。現在の建物は、天明の大火(天明8年・1788年)で鳥有に帰した後に堂舎を再々興されたもの。
こちらは桜の名所として知られ、境内には早咲き、遅咲きといろいろな品種の桜があり長い期間楽しめるお寺。
もうすっかり葉桜になってるものもありましたが、まだ見頃の桜も。
もうすっかり葉桜になってるものもありましたが、まだ見頃の桜も。
観音桜、松月桜など。ソメイヨシノとはちがう趣の桜たち。
奥の枝垂桜は散ってましたね。参道はピンク色に彩られて。
西側にある鳥居へ。これは東側の画像ですが(汗)
一見、すでに花びらが散って葉桜になったのかと思って見てると、このお寺に詳しいご近所の方にいろいろ教わって。
この雨宝院の中でも大変珍しい桜。『御衣黄(ぎょいこう)桜』。
薄緑色の花を咲かせる八重桜で、今が満開。花びらは薄緑色で中央部分はピンク色。これも桜なんです。
この桜、植物園や北野天満宮にもあるそうですが、ここまで立派な御衣黄桜は他にないそうです。
薄緑色の花を咲かせる八重桜で、今が満開。花びらは薄緑色で中央部分はピンク色。これも桜なんです。
この桜、植物園や北野天満宮にもあるそうですが、ここまで立派な御衣黄桜は他にないそうです。
桜以外の花も見所あり。シャクナゲも満開。
乙女椿ですかね。可憐な花を咲かせています。
これもご近所の方に教えてもらったんですが。
一つの木から白色や紅色、ピンク、白覆輪などに咲き分かれる五色椿。こちらもまだつぼみもありこれから開花するものも。
おみくじがあったので、久々に引いてみたら大吉!(どーでもいい情報笑)
この時期御茶席も用意されてて、春の花に囲まれてお抹茶もいただけます。もう桜は終了と思ってる方も、ここならまだまだ見頃継続中です!
雨宝院 へのツイート
上京区寺之内界隈は満開の牡丹桜と桜のカーペット🌸
— tomo (@tomo_san_twit) 2018年4月7日
雨宝院も御衣黄桜・歓喜桜・観音桜の見頃で、幻のような美しさでした🌸 pic.twitter.com/6sedF8JIQi
もうきっと見頃も終わってるだろうと、ダメもとで西陣エリアへ。
本隆寺の土壁の北向かいにある雨宝院。西陣の聖天さんとして、親しまれているお寺。