【京都ランチめぐり】大徳寺スグの京町家フレンチ!希少野菜やジビエの繊細料理たち☆「bistro chic(シック)」

おおきに~豆はなどす☆今回は大徳寺東、住宅街にある町家フレンチ。亀岡産希少野菜やジビエを使い、繊細に仕上げた料理が光る。ランチでお邪魔しました。

目次

細い路地の住宅街にある隠れ家フレンチ

大徳寺東側。細い路地に古い家屋が立ち並ぶ中の一角。ちょっとわかりづらい場所。
目指していかないとたどり着けないような。

こちらはまだオープンして1年半ほどの比較的新しいビストロフレンチ。この日は友人とランチをしようと予約して初訪問。前日までの予約制。

店内は畳敷き。なので靴を脱いで入店。以前カフェがあった場所だそうですが、建具やインテリアがレトロで和のテイストもあって可愛いです。

今回はカウンター席へ。ご主人が一人で切り盛りされていました。
聞くといろんな名店で修業されて、クオリティ高いジビエと出会ってこちらをオープンされたんだとか。

カウンターがまた面白い造り。
一枚板のくぼみ部分に白石、鹿の角などが飾られています。器たちも可愛いです。

テーブルセッティングも森に迷い込んだような、年輪がアクセントの木を使い温かみを感じます。

パンは自家製。
ベーシックなフランスパンと小夏のピールを練り込んだもの。どちらも味わい深く、特にピール入りは爽やかな小夏の風味がいい。

飲み物は最初、銘柄失念ですがクラフトビール。ちょっと白濁した飲みごたえある味わい。

友人はグラスワイン白を。

まずは前菜。うっとりする美しさ。
タラバ蟹のアスピック 天使の海老とアボカドのタルタル 畑の間引き野菜サラダ。

野菜は亀岡保津峡の親戚の畑から調達。流通にはのらない希少なものばかり。自家製のドレッシングでマリネしたもの。

アボカドのグリーンと舌触り、それがタラバ蟹、海老の風味とよく合います。アスピックのキラキラ感が夏向け。金粉も添えられていましたが(笑)

さらにうっとり。美山産天然鮎、キュウリとメロンのソース。

繊細です。このラディッシュの縮み方とか(笑)
よくその味わいが似てることから鮎はキュウリと合わせられることしばしばですが、薄くスライスしたキュウリの中に、鮎の肝ペースト、焼いたフィレが入り、キュウリとメロンの風味が鮎風味をよりデフォルメ。肝の苦みがよかった。

白桃の冷製仕立て。この織部のお皿にうっとりします。ちょっと古いレコード盤みたい(笑)

中には今話題のタピオカ入り(笑)ちょっと固めの食感に白桃の甘い風味。
ほぼほぼデザート感覚のようなスープ。

さらに友人追加。ウナギ犬のようなラベル(笑)いや、魚犬か。

そして、メインのお料理。津軽産鴨ロースのロティ。

とてもきめ細かい肉質。そして金柑ソースのさわやかで甘めのソースがよく合います。
下に敷かれたリゾット、アスパラ、揚げたゴボウでしたかね、あとフンギ。一つのお皿に幾重にも味覚を重ねた素材の味をシンプルに感じられる構成。

友人チョイスの屋久鹿首肉のコンフィ。フォアグラ、丸ナスでしたかね。下に敷かれていて。

鹿の首肉、濃厚なコクと旨味、それにフォアグラでさらに強く。でも、それぞれの味わいがわかる軽やかな仕上がり。

デセール、シャンパーニュは大丈夫ですか?と聞かれ、ハイと答えつつなんのことかと思ってたら・・・

さらにここに注がれるというサプライズ(笑)

これのためにわざわざボトルオープンでした。
コーヒーはこの近くにある粉屋珈琲さんのお店オリジナルブレンド。深い風味の美味しい一杯。

今回、一人7000円ちょっとと、まあそこそこのお値段ではありましたが、一つ一つの素材のクオリティの高さ、そしてジビエの美味しさ、技巧の繊細さなど、まあ納得の価格かな、と。

たまにこんな素敵ランチで夢見心地になるのもいいなぁと。オススメです!

ヨ~イヤサ~♪

bistro chic(シック) への口コミ

詳細情報

店名:bistro Chic(ビストロシック)
住所:京都市北区紫竹西高縄町10-1
営業時間:12:00~15:00(L.O.14:00)/ 18:00~22:00(L.O.21:00)
定休日:不定休
TEL:075-406-7402
関連ページ:https://www.facebook.com/bistroChic01/