比較的新しい四条烏丸の居酒屋割烹
L字型カウンター席が8席のみという、こじんまりした、かなりスッキリとした店内。先約はお若い女性カップル。通りに向かって結構大きな窓があり、外から店内の半分ほどは丸見え状態で見晴らし良好。
窓の前の隅っこ席をいつものように確保し、さあ、何を頂きましょうかね?ということでメニューを確認。こういうしっかりとした印刷メニューがスタンバイ。お料理は計3枚ですが、和食は季節食材を多用するので、コロコロ変わるのは京都市内の居酒屋割烹のお約束ですな。
窓の前の隅っこ席をいつものように確保し、さあ、何を頂きましょうかね?ということでメニューを確認。こういうしっかりとした印刷メニューがスタンバイ。お料理は計3枚ですが、和食は季節食材を多用するので、コロコロ変わるのは京都市内の居酒屋割烹のお約束ですな。
天ぷらに鴨ロースにすき焼きか~、手堅そうなもの多数で、色々ソソるねえと思いつつ・・・
〆に良さそうなモノも色々と。いやー、こりゃソソリますなあ。〆にパスタやカレーが無い、全て和食の範囲でチョイスされ、全く変化球が無い潔さ100%!の正統派和食居酒屋なわけで。とりあえず、お造り三種盛り2人前¥2700と、直ぐに出てきそうなのを2種ほど注文し・・・・
「生ビール(麒麟一番搾り)」¥700を頂きつつ、今年もまだまだ生ビールが旨そうだよねえ!ということに。(もう9月なのに、とんでも暑さでへばるのですが・・・) で、この角度の写真でお気づきの方も居られるでしょうが、キッチン内も手元まで丸出し状態で、隠し事なくお料理が進行するのを見ているのが楽しい我々です。いやー、ここまで見えているお店はかなり珍しいですな。
で、一品目は「ひすい茄子白和え」¥700なり。いやー、こういう品の良い野菜系前菜がラインナップされているのは嬉しいなあと思いつつ。これは次に出てきそうなお造りに合わせて、日本酒だよなあ!とメニューを確認。
日本酒は半合単位の値段付けなのですが、こういう編成で二ページ分。いや、悩み甲斐がありますな。相方のチョイスでどんどん進行するのですが汗
更に二枚目がこちら。淡麗はありますが豊潤旨口系が多いような。度数低いのやガツンと辛口系などもっとチョイスに振れ幅があってもいいですかねえ。相方と、どれを注文するか悩んでいると・・・
お造り三種盛りが驚くべきことに、この盛り付けで二皿でてくるのだ。超ちっちゃく切った刺身ではなく十分味わえるサイズで、奥が「鯛昆布〆」三貫、手前、イイ感じでエージングされた「カンパチ」二貫、それに「帆立貝柱」二貫で、これで一人前でした。いやはや良心的~&お味もバッチリ。
合わせるお酒はこちら。秋田は齋彌酒造店謹製「雪の茅舎 純米吟醸 美酒の設計 」¥750/半合なり。キッチン内の容量の関係か扱っているお酒は4合瓶なので、気になる方はお早めに、ですな。
で、これがまたウマー!と思った「鴨ロース」¥1200なり。いやー、ちゃんとしたお店で腕を磨いた人でないと、こういうのは出して貰えないなあと思いつつ、見たまんまウマー!
で、半合ですのでお酒は次々頂くことになります~。色々呑み比べできてうれしいわけで。富山は立山酒造謹製「立山 吟醸」¥650なり。こちらのラインナップでは辛口カテゴリーですかね。ウマー!なわけで。
この辺りでいきなり叩きつけられるような大雨が降りだしまして、海外からの観光客が雨宿りがてらなのかご入店され、いきなり店内はワールドワイドな雰囲気に! 接客担当の奥様が明るくて楽しい方で、全然外国語はダメなんです~!といいながら見事に客捌きするのを感心しつつ。
この辺りでいきなり叩きつけられるような大雨が降りだしまして、海外からの観光客が雨宿りがてらなのかご入店され、いきなり店内はワールドワイドな雰囲気に! 接客担当の奥様が明るくて楽しい方で、全然外国語はダメなんです~!といいながら見事に客捌きするのを感心しつつ。
で、ご店主に先に海外からのお客様に何か出してあげてくださいね~ということで、日本酒があればOK!な我々は更に一合追加し、お料理を数点追加。佐賀県は光栄菊酒造謹製「光栄菊 月下無頼 GEKKA BURAI 雄町」¥750/半合なり。超ボディしっかり系ですなあ。選んだ相方はニッコリ!
キッチン内の揚げたり、焼いたり方面も丸出し状態なので、自分達の注文した料理の進行状況が手に取るように分かるわけで。
海外からのお客さんと同じモノを貰っておこうとお願いした「夏野菜の天ぷら」¥700なり。とうもろこしとズッキーニ、赤いのはパプリカですが、こういうのも間違いないですな。
で、更にお酒。新潟は麒麟山酒造謹製「麒麟山 ユキノシタ 純米吟醸」¥600を。これに合わせるのは・・・
スフレのようにふわんふわんで、お汁ジュワー!な「出汁巻き」¥750なり。いやー、これをこの設えで¥750で出しちゃうか!という驚きがある一品なのですが・・・
「ぬか漬け」¥350が更に驚く精度で登場。胡瓜と茗荷でした。これだけで一合吞めますな。(というか、〆で白ご飯がお願いできるので、これを出汁巻きで2人でガッチリ楽しめるよなあと気が付くわけで。土鍋白ご飯が一合¥1000!です)
で、確か〆酒に選んだのが滋賀長浜の冨田酒造謹製「七本鎗 純米 渡船77%精米」¥650なりでした。いやー、久々に日本酒でかなりいい気分になるわけで。
我々も〆を!と、こちらをチョイス。「稲庭うどん 蛤」¥750なり。ちゅるるんと艶めかしい食感なのですが、そもそもお出汁が美味しくないと成立しないよなあ!という大満足な一品でした。オススメいたします。
以上で、生ビール2と日本酒は計4.5合?かな・・・。以上で〆まして、¥15000割れという大大大大納得価格。いやー、この内容なので、これは一通りお料理を頂かないといけないお店がまた一軒追加された夜なのだ。貸し切り等はやられていないようで、カウンター席なので1人で行っても全然大丈夫! 御馳走様でした。また近々覗きに行くことになりそうです。
以上で、生ビール2と日本酒は計4.5合?かな・・・。以上で〆まして、¥15000割れという大大大大納得価格。いやー、この内容なので、これは一通りお料理を頂かないといけないお店がまた一軒追加された夜なのだ。貸し切り等はやられていないようで、カウンター席なので1人で行っても全然大丈夫! 御馳走様でした。また近々覗きに行くことになりそうです。
2024年11月オープンした居酒屋割烹、「つむじ」。元々高台寺近くにあった料亭でやられていた料理人さんがご夫婦で起こされたお店のようで、京都市内では数多あるスタイルなのですが、非常に良心的価格で頑張っておられるとネットで読みまして、やってきたわけで。店内に。