【京都鹿ヶ谷】7月終わりは文豪・谷崎潤一郎が眠る墓参り☆白砂壇は夏の装い「法然院」【観光】

7月最終、定点観測中の法然院。7月30日は文豪・谷崎潤一郎の命日。すっかり夏の装いの法然院の様子をお伝えします。

目次

日中に訪れる法然院

いつもは大体早朝に訪れる法然院。日中に行ってきました。梅雨も開け、日差しが力強くなりました。木漏れ日がくっきり。そして、セミも盛大に鳴き始めました。

山門からのぞく木々の輝きからも、夏の日差しがうかがえます。そして、いつもの場所に登りつめてみます。

眼下に広がる白砂壇の砂絵は波

いつもより、ちょっと砂絵が地味に見えますが(笑)

一様に波ですかね。無地部分全く無く、全体に波線。

そして、こちらも。もしかしたら、全体に細かく線を描くほうが、手間がかかってるかもしれませんね。

苔は梅雨が空けて、少し劣勢ですかね。先月の生育旺盛さは少し鳴りを潜めていました。

参道脇にある墓地へ

ふだんはそんなに足を踏み入れることはありませんが、墓地へ。
月末の7月30日は文豪・谷崎潤一郎の命日。ここ法然院にそのお墓があります。

一番山裾の上段に谷崎のお墓があります。この法然院には、他にも著名な文人や学者の墓が集まっています。緑豊かでありつつ凛とした閑寂さに包まれて、心が落ち着く雰囲気を皆愛しているんですかね。私もお気に入りの場所ですが。

「寂」と書かれた墓石には、谷崎潤一郎、松子夫妻が眠り

「空」には松子夫人の妹重子夫妻が眠っています。

バックには谷崎の愛したしだれ桜の木が。青々と旺盛に葉が生い茂ってました。何故かいつもここにくると、ひっそりとした大人のお忍びムードを感じてしまうのですが。谷崎がこの空間に宿っているからなんですかね(笑)

ヨ~イヤサ~♪

法然院 への口コミ

法然院 基本情報

名称
法然院
住所
京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30
電話番号
075-771-2420
関連URL
http://www.honen-in.jp/