【京都和菓子めぐり】創業400年老舗！銘菓『夜の梅』が幻の東京五輪バージョンに「とらや京都一条店」

上京区烏丸通り沿い。御所西に面したシックでモダンな造り。高級感あふれる店構え。室町時代後期創業の和菓子の老舗。宮中の御用勤めのため東京に進出したことから、東京のお店というイメージ強いですが、ここ京都が発祥。

『とらやの羊羹』は和菓子の代名詞とも言える、日本を代表する銘菓でもあり。

この日はお盆のお供えを買いに、暑い中やってきました。後で店員さんに「ネットでも注文できますよ」と言われ、そうかその手があったか！と（笑）

コロナ禍ということで、入店にはマスク着用やアルコール消毒がデフォ。

店内、カウンターには感染予防シートが張られ、接客はこのシート越しで行われています。

この時は、私と同じようにお盆のお供えを買いに来る、わりと年配のご婦人方が多かった印象。

ちょうど、お供えに最適な折り詰めが何パターンか用意されています。

看板商品である羊羹・夜の梅を筆頭に、羊羹各種。切り分けるタイプや食べ切りスティックタイプなど大きさが選べ、さらに小倉、抹茶、蜂蜜、白味噌、黒糖など味も数種類あります。

季節の生菓子も。夏らしい見た目の西瓜が人気。

季節の羊羹『水の宿』。水辺を思わせる意匠が目にも涼やかな演出。

一見四角い定型の羊羹の中に、季節を現す様々なモチーフから四季の移ろいを感じることができます。

で、目的のお供えは早々に選んで購入。

それを包装してもらっている間、店内を物色していると、今まで見かけたことのない商品を発見。

なんと、2020東京オリンピック＆パラリンピックパッケージのスティックタイプ羊羹。こちらは東京2020オリンピック競技大会公式ライセンス商品。中身は『夜の梅』と同じ、とのことですが。

今となっては幻の『2020』印字のパッケージ。店員さんに「売れてますか？」という少し毒のある質問をしたところ、延期決定されてからの方が売れてるんだとか（笑）まあ2020年が幻に終わったわけですから。

ということで、東京2020オリンピックエンブレム羊羹、私も記念に買ってみました。一箱1,728円 。

日本の代表的なお菓子である羊羹を世界中の人に知ってもらいたい、と作られた商品。

中はこんな様子。すっきりスタイリッシュなデザインで、一見羊羹とは思えないようなパッケージ。So cool Japan！！な羊羹。

まあ、中身はいつもの夜の梅なんですが（笑）安定の美味しさ。この時期なら冷蔵庫で冷やして食べても良し。

今年延期になってしまった東京オリンピックですが、来年こそ実施され、日本が誇る和菓子を世界中の人々に食べてもらいたいですね。もちろん、日本人にもオススメです！

ヨ～イヤサ～♪