創立50周年記念祭典「住民のつどい」は中止に
左京区若王子町。この日は自転車で買い物ついでに、そろそろ桜も終盤かと思い、立ち寄ってみた哲学の道。京都屈指の桜スポットとして有名。疏水沿いを少し北上します。
琵琶湖疏水分線に沿った遊歩道で、多くの作家、文人に愛される憩いのスポット「哲学の道」。桜並木が続き、桜の名所として知られ、毎年春には多くの見物客でにぎわう場所。
ですが、今年は新型コロナウイルスの影響により、ご覧のとおり奇跡的なまでに閑散としています。当初予定されていた創立50周年記念祭典「住民のつどい」も中止に。
予めお伝えしておきますが、今回のレポートは観光客を呼び込むことを目的としたものではなく、新型コロナウイルスの影響であえなく観光できなかった方へ、画像だけでも今年の桜の様子を、と。言わば、野球や相撲の無観客中継のようなもの、とご理解ください。
予めお伝えしておきますが、今回のレポートは観光客を呼び込むことを目的としたものではなく、新型コロナウイルスの影響であえなく観光できなかった方へ、画像だけでも今年の桜の様子を、と。言わば、野球や相撲の無観客中継のようなもの、とご理解ください。
すでに桜の木から新葉も見え始め、時折吹く強風に煽られ、桜の花吹雪。そのタイミングでまばらな花見客がシャッターチャンスとばかりにスマホやカメラで撮影。
しばらく、こんな具合に桜色のトンネル状の道が続きます。そして、日中なのにとても静かです。ここ数年のこの時期の哲学の道とは思えないような静けさ。
ゆっくり、ゆらゆらと桜の花びらが疏水分線を北上して流れます。地形とは逆流して。
若王子から松ヶ崎までの道のりに、わずか5メートル程度の傾斜が設計されているため、水流も超ゆるやかであることが、この疏水分線の特徴。場所によっては、水がよどんでるのか?と思えるくらい。
若王子から松ヶ崎までの道のりに、わずか5メートル程度の傾斜が設計されているため、水流も超ゆるやかであることが、この疏水分線の特徴。場所によっては、水がよどんでるのか?と思えるくらい。
水面をピンク色に染めながら、蛇行する疏水。
中には、こんなにゆっくり桜見物できるんも安部さんのおかげやわ~(笑)と呟く地元民もいるほど。近年まれにみる、地元民の地元民による地元民のための桜、といった風情。いやいや、地元民だけでもこんなに少ないことは稀。でも、来年以降は多くの人に愛される桜風景であることを願いたいですね。地元民だけで独り占めは勿体ないですから。
哲学の道 へのツイート
家族とお散歩🌱
— 小さな林。(はずな) (@H1az1un7a) April 7, 2020
哲学の道へ🎓✨
こんな桜日和なのに、人がほとんどいない…私たちだけで貸切かな😆
ステキなサクラの季節を満喫しましょう🌸#哲学の道#桜日和#家族の幸せ pic.twitter.com/5W2turevcJ
基本情報
名称:哲学の道
住所:京都市左京区鹿ケ谷法然院西町
住所:京都市左京区鹿ケ谷法然院西町