早起きは三文の徳
さらに、まだ暗がりの早朝に南禅寺の道すがら、塔頭であり非公開の南陽院前に何やら黄色いブツを発見。
ちょうど収穫時期ということなんでしょうか。かりんのおすそ分けということで。
遠慮なくいただきました。ちょっと欲張って4個も(笑)かりん酒に仕上げたいと思います。
余談はさておき、座禅会。
11月から6時半スタート。ここで2セット座禅タイム、さらに縁側でも座禅を組み、最後に坐禅和讃を唱和し、終了。トータルで1時間程度。この日は観光を兼ねて参加されてる方も多数でした。
11月から6時半スタート。ここで2セット座禅タイム、さらに縁側でも座禅を組み、最後に坐禅和讃を唱和し、終了。トータルで1時間程度。この日は観光を兼ねて参加されてる方も多数でした。
ここ南禅院は南禅寺発祥の地。開基・亀山天皇の離宮・禅林寺殿があった場所。そして、襖絵は狩野養朴とその子如川隋川の筆による水墨画。
そんな場所で行う座禅会、いつも以上に身の引き締まる思いで臨みます。
そんな場所で行う座禅会、いつも以上に身の引き締まる思いで臨みます。
鎌倉時代末の代表的池泉回遊式庭園。周囲を深い樹林で包まれた幽玄閑寂の趣。作庭は亀山法皇ともいわれ、早くから京都の三名勝史跡庭園の一つに指定。紅葉ピーク、まだ先のようですね。それでも徐々に色づき始めています。
南禅院、白塀のすぐ後ろには水路閣。
南禅寺境内を通る琵琶湖疏水の分線の水路橋で明治時代に完成。レンガ造りの明治建築と南禅寺発祥の地・南禅院のコラボ。ちょっと不思議な景観。
南禅寺境内を通る琵琶湖疏水の分線の水路橋で明治時代に完成。レンガ造りの明治建築と南禅寺発祥の地・南禅院のコラボ。ちょっと不思議な景観。
終了後はまだ観光客も少ない境内の紅葉をチェック。
日当たりの影響か、水路閣まわりは毎年遅め。まだまだピークは先といった雰囲気。
サスペンスドラマでも登場するおなじみの場所で、最近ではインスタ映えスポットとして若い観光客にも人気。
日当たりの影響か、水路閣まわりは毎年遅め。まだまだピークは先といった雰囲気。
サスペンスドラマでも登場するおなじみの場所で、最近ではインスタ映えスポットとして若い観光客にも人気。
法堂から三門へ向かう参道沿い。赤々と色づいています。
さらに三門をフレームに。
南禅寺のシンボル的存在でもある三門。
歌舞伎狂言「桜門五三桐」で、大盗賊石川五右衛門が満開の桜を眺めながらの放った一言「絶景かな絶景かな~」はあまりにも有名。京都三大門の一つ。
ここ南禅寺や禅宗のお寺では「三門」と呼称され、「山門」と区別されます。
悟りの境地に至るには、空、無相、無作という三つの関門を通るということから、そう呼称されています。
南禅寺のシンボル的存在でもある三門。
歌舞伎狂言「桜門五三桐」で、大盗賊石川五右衛門が満開の桜を眺めながらの放った一言「絶景かな絶景かな~」はあまりにも有名。京都三大門の一つ。
ここ南禅寺や禅宗のお寺では「三門」と呼称され、「山門」と区別されます。
悟りの境地に至るには、空、無相、無作という三つの関門を通るということから、そう呼称されています。
今年も11月15日(金)からライトアップが予定されている天授庵。奥を見ると、もみじが色づいています。
さらに白塀越しから、赤や黄や緑のもみじが鮮やかに。もしかしたら色のバリエーションとしては一番楽しめる時期かもしれません。
今週から紅葉シーズンも本格的に開始という雰囲気ですね。
さらに、南禅寺からねじりまんぽへ抜ける通りに並ぶ塔頭の一つ・大寧軒では特別拝観実施中。拝観料500円。
こちらは梅雨時期に伺った時の大寧軒の様子になりますが、珍しい三本鳥居があることでも有名な素晴らしい名庭です。
南禅寺とともにぜひ拝観してみてください!
南禅寺とともにぜひ拝観してみてください!
南禅寺へのツイート
11/11(月)の南禅寺です。ひんやりとした朝の境内、静かかと思えば小さな鳥があちこちでお喋りしています。#南禅寺 #京都 #紅葉2019 pic.twitter.com/RfL5xbFdrW
— 南禅寺 (@nanzenji_kyoto) November 11, 2019
詳細情報
名称
臨済宗大本山 南禅寺
住所
京都府京都市左京区南禅寺福地町
電話番号
075-771-0365
関連URL
http://www.nanzen.net/index.html
暁天坐禅
場所:南禅寺・龍淵閣〔TEL:075(771)0365〕
日時:第2、第4日曜日(8月は休会・12月第4・1月第2日曜は休会)
内容:午前6時 坐禅および10分間法話 (11月~3月は午前6時30分からです)
午前7時 解散
臨済宗大本山 南禅寺
住所
京都府京都市左京区南禅寺福地町
電話番号
075-771-0365
関連URL
http://www.nanzen.net/index.html
暁天坐禅
場所:南禅寺・龍淵閣〔TEL:075(771)0365〕
日時:第2、第4日曜日(8月は休会・12月第4・1月第2日曜は休会)
内容:午前6時 坐禅および10分間法話 (11月~3月は午前6時30分からです)
午前7時 解散
正応4年(1291年)、亀山法皇創建の日本最初の勅願禅寺。勅願寺というのは時の天皇・上皇により国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された祈願寺のこと。日本の禅寺の中で、最も格式高いお寺。
この日は毎月第2・4日曜日に開催される暁天座禅会に参加。通常は龍淵閣で行われますが、この日はふだん有料拝観、しかも庭園のみしか立入りできない南禅院がその会場。もちろん参加無料の座禅会。
年に数回、そんなラッキー回に遭遇します。これも早起きは三文の徳ということですね。