南瓜炊きを求め多くの参拝者でにぎわう繁華街のお寺
中京区、寺町三条上がった、にぎわう商店街の一角。ちょうど交番横にある浄土宗のお寺。
寺伝によれば、平安時代初期、奈良の矢田寺の別院として五条坊門に創建。その後寺地を転々とし、天正7年(1579年)に現在地に移転し、今に至る。
繁華街のお寺ということで、境内も比較的小さめですが。
ちょうど、この師走時期の風物詩である『南瓜炊き』が12月23日終い地蔵の日に執り行われます。
先着1000名に無料で振る舞われる南瓜炊きを目当てに、毎年多くの参拝客でにぎわい、テレビや新聞でも取り上げられる、京都師走の風物詩。
昔から冬至にかぼちゃを食べると、脳疾患などで手足が麻痺する「中風」封じになると伝えられ、お寺では無病息災を願い南瓜炊きを振る舞われます。
そして、限定御朱印もあるみたいですね。
昔から冬至にかぼちゃを食べると、脳疾患などで手足が麻痺する「中風」封じになると伝えられ、お寺では無病息災を願い南瓜炊きを振る舞われます。
そして、限定御朱印もあるみたいですね。
本堂にはご本尊「代受苦地蔵」と呼ばれる地蔵菩薩立像が安置。開基・満慶上人が地獄送りとなった罪人をも救う地蔵を彫刻し祀ったものと伝えられています。
本堂前とその両脇に巨大なカボチャのお供えがあり、これを撫でながら無病息災を願うと御利益があるんだとか。
本堂前とその両脇に巨大なカボチャのお供えがあり、これを撫でながら無病息災を願うと御利益があるんだとか。
さらに頭上には梵鐘が。
もともと正平14年(1359年)に造られた梵鐘があったそうですが、戦時中に金属供出のため失われ、現在の梵鐘は昭和48年(1973年)に新調されたもの。
御盆行事で知られる、六道珍皇寺の「迎え鐘」に対し、「送り鐘」と呼ばれ、大文字の送り火とともに死者の霊を迷わず冥土へ送るために撞く鐘として信仰を集める。繁華街立地ということもあり、控えめに鳴らして合掌。
師走の忙しい時期ではありますが、滋養にもいい南瓜炊きを食べて、無病息災を願いたいですね。
もともと正平14年(1359年)に造られた梵鐘があったそうですが、戦時中に金属供出のため失われ、現在の梵鐘は昭和48年(1973年)に新調されたもの。
御盆行事で知られる、六道珍皇寺の「迎え鐘」に対し、「送り鐘」と呼ばれ、大文字の送り火とともに死者の霊を迷わず冥土へ送るために撞く鐘として信仰を集める。繁華街立地ということもあり、控えめに鳴らして合掌。
師走の忙しい時期ではありますが、滋養にもいい南瓜炊きを食べて、無病息災を願いたいですね。
矢田寺へのツイート
寺町の矢田寺
— 高木美穂 (@MDg6j) December 8, 2019
苦しみを代って受けてくれるお地蔵さんがいらっしゃいます🙏 pic.twitter.com/aDAAiM1A2O
詳細情報
名称:矢田寺
住所:京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町523
電話番号:075-123-4567
参拝時間:8:00~19:00
終い地蔵:12月23日(南瓜炊き10時~先着1000名)
住所:京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町523
電話番号:075-123-4567
参拝時間:8:00~19:00
終い地蔵:12月23日(南瓜炊き10時~先着1000名)