新型コロナ感染予防で今年の『千日詣』は異例の10日間
そして、今年は新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から夜間の神事と参拝は中止。そのかわりに7月23日~8月1日までの日中参拝を千日詣とする、密を避けた異例の分散型参拝で実施。
なので、千日分のご利益をいただきにやってきました。
なので、千日分のご利益をいただきにやってきました。
今まで夜の参拝も経験あり、毎年参拝客多めですが、それに比べれば快適に参道中歩けました。
途中、すれ違う参拝客を励まし掛け合う声「おのぼりやす~」「おくだりやす~」は千日詣名物で健在。
途中、給水ポイント。もちろん自前のドリンク類持参してましたが、愛宕山の名水をいただける貴重な場所。しっかりと飲用。山頂までは他給水ポイントありません。
参道途中、かつてもっと参拝客でにぎわっていた頃の茶屋跡など、史跡めぐりにもなります。
夜参拝だと、暗がりでその存在に気付くこともなかったと思いますが。
夜参拝だと、暗がりでその存在に気付くこともなかったと思いますが。
市内一望できるポイントも。昔は淡路島まで見えたとか。
山道の脇にこんな山頂までの進捗がわかる道標が設けてあり、これを励みにがんばるわけですが。
中年ハイカーですが、何を気をつけろと?というツッコミを友人と入れながらさらに踏ん張ります(笑)
中年ハイカーですが、何を気をつけろと?というツッコミを友人と入れながらさらに踏ん張ります(笑)
黒門。かつては神仏習合の山だったため、この辺りにお寺や宿坊もあったんだとか。
このあたりで道標は40/40表示だったり。もう間もなく山頂か?とちょっとぬか喜びするポイント。実はここから意外と長い道のりで、そのトラップに引っかからないぞ!と(笑)
このあたりで道標は40/40表示だったり。もう間もなく山頂か?とちょっとぬか喜びするポイント。実はここから意外と長い道のりで、そのトラップに引っかからないぞ!と(笑)
それでもしばらくすると拓けた場所に到着し、ようやく神社を意識する場所まで到着。
この脇に登山者が皆持参飯を広げるスペースがあります。
この日はあまりにもハンガーノック状態だったので、参拝前に昼食。エキナカで調達した志津屋のパンで軽く腹ごしらえ。
この日はあまりにもハンガーノック状態だったので、参拝前に昼食。エキナカで調達した志津屋のパンで軽く腹ごしらえ。
そして、ようやく愛宕神社に到着。
全国に約900社を数える愛宕神社の本社。 古くより火伏・防火に霊験のある神社として知られ、京都の料理屋さんの厨房や一般家庭の台所ではにこちらの『火廼要慎(ひのようじん)』の御札を貼るのがデフォ。
全国に約900社を数える愛宕神社の本社。 古くより火伏・防火に霊験のある神社として知られ、京都の料理屋さんの厨房や一般家庭の台所ではにこちらの『火廼要慎(ひのようじん)』の御札を貼るのがデフォ。
そして最近では、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公・明智光秀が歴史的分岐点である本能寺の変に臨む直前に、必勝祈願に参拝した神社として注目。
御神酒もあり、あやかりました。
本殿参拝後、古いお札を納め、社務所へ。
定番のお札やお守り以外に、こんなうちわもいつの間にか作られたんですね(笑)今年は日中参拝の千日詣だったので、さぞ活用されたことでしょう。
そして、戦利品のお札と千日詣限定の御朱印。
今年は新型コロナの影響で、異例の千日詣となりましたが、来年にはコロナ収束し通常通りの祭事が催されることを祈り、またうちの台所にお札を貼りつけ、火の用心に努めたいと思います。
ヨ~イヤサ~♪
今年は新型コロナの影響で、異例の千日詣となりましたが、来年にはコロナ収束し通常通りの祭事が催されることを祈り、またうちの台所にお札を貼りつけ、火の用心に努めたいと思います。
ヨ~イヤサ~♪
愛宕山といえば、山岳信仰や修験道の場として有名で、毎年7月31日夜半に山頂愛宕神社へお参りすると千日分参拝したご利益にあやかれるという『千日詣』は京都の夏の風物詩としてあまりにも有名。標高924 m、京都市内最高峰の山。