早朝の涼やかな法然院
しばらく忙しくて来られなかった鹿ヶ谷にある法然院。毎月定点観測してるお寺(笑)この日は座禅会終了後、久々に来てみました。
早朝ながら、蝉が大音響で夏真っ盛り。鬱蒼としつつ、木陰になっていて涼やかではありますが。
参道脇にある墓地。
今月末の7月30日は文豪・谷崎潤一郎の命日。ここ法然院にそのお墓があります。
他にも著名な文人や学者の墓が集まっています。緑豊かでありつつ凛とした閑寂さに包まれて、心が落ち着く雰囲気を皆愛しているんですかね。私もお気に入りの場所ですが。
今月末の7月30日は文豪・谷崎潤一郎の命日。ここ法然院にそのお墓があります。
他にも著名な文人や学者の墓が集まっています。緑豊かでありつつ凛とした閑寂さに包まれて、心が落ち着く雰囲気を皆愛しているんですかね。私もお気に入りの場所ですが。
「寂」と書かれた墓石には、谷崎潤一郎、松子夫妻が眠り
「空」には松子夫人の妹重子夫妻が眠っています。
お墓の背景には谷崎の愛したしだれ桜の木が。何故かいつもここにくると、ひっそりとした大人のお忍びムードを感じてしまうのですが。谷崎がこの空間に宿っているような。
谷崎のお墓があることもそうですが、このひっそりとした静寂と緑豊かなロケーションは、京都市内のメジャー神社仏閣にはないお忍び感というか。いろんな霊気が漂う癒やし空間というか。
いつもの山門から。眼下に広がる白砂壇の砂絵は水玉のイメージですかね。
わりと簡素な雰囲気ではありますが。
涼やかな雰囲気でもあり。
よくよく見ると、ちょっと絵が乱れてるな、と。
すると、小動物の足跡らしきものが。
以前訪れたとき、猫がよく白砂壇を荒しにくる、ということで猫除けが配置されてましたが、他の動物ですかね。
以前訪れたとき、猫がよく白砂壇を荒しにくる、ということで猫除けが配置されてましたが、他の動物ですかね。
この時は参拝者誰もいませんでしたが、意外と外国人観光客に人気のお寺。日中になると、日本人よりも比率高いくらいで。しかも、欧米系の方に人気のようです。
季節の花も飾られる手水鉢。
じりじりとした暑さの洛中に比べ、こちらは緑にあふれ、体感的にも目にも涼やかで避暑にもなるお寺。
じりじりとした暑さの洛中に比べ、こちらは緑にあふれ、体感的にも目にも涼やかで避暑にもなるお寺。
法然院 へのツイート
法然院
— kenta (@1853black) 2018年7月21日
文豪・谷崎潤一郎や哲学者・九鬼周造など、多くの文化人が眠る場所です
お墓と呼ぶには美しすぎる場所でした✨ pic.twitter.com/E6qi8TVAcg