抹茶づくり体験ができる宇治茶の老舗
こちらのご主人は16代目。宇治茶の歴史、美味しさを国内はもとより外国人観光客にも知ってもらおうと啓蒙活動を活発にされています。その一環として、抹茶づくり体験もできます。それもかなり人気で、要予約。
店頭ではお抹茶や玉露、煎茶やほうじ茶などいろいろと販売されていますが、その奥に喫茶スペースがあります。今回はこちらでお抹茶をいただくことに。
メニュー。お抹茶だけのものもありますが、甘味とセットになったものも。
お抹茶のランクも二種類。今回はお抹茶・最上初昔と茶団子のセット950円(税別)を注文。
お抹茶は石臼挽きで、店内にも石臼があり、常時挽いているところが見られます。抹茶づくり体験では手動で石臼を挽くみたいです。
三星紋入りの茶箱も並びます。どれも使い込まれた年季の入った様子がうかがえます。
そして、登場したセット。
お抹茶と茶団子。ほうじ茶も添えられています。ちょうどほうじ茶を店内で炒っている最中だったのか、いい香りが漂います。囲炉裏端で。
お抹茶と茶団子。ほうじ茶も添えられています。ちょうどほうじ茶を店内で炒っている最中だったのか、いい香りが漂います。囲炉裏端で。
まずはお抹茶、最上初昔。とてもキメの細かい泡を作っています。で、一口。奥ゆかしいコクとまろやかさ。特にそれほど苦さも感じず、大変飲みやすいお抹茶。最近、あまりに苦いお抹茶に出会うこと少なくなりました。お抹茶の世界にも味のトレンドとかあるんですかね。
茶団子。白玉粉のお団子ですかね。その上に、グリーンティー様のお抹茶粉がかかっています。
温かいお団子でモチモチ食感の中に、お抹茶の風味と甘み。ちょっとしたお茶うけですね。
お店の2階には資料館があり、無料で見学できます。
「上林」を名乗るお店、じつはここに来るまでに他2軒あり、分家でそれぞれ独自の製茶技術で販売されてるみたいです。
資料館には昔の製茶の様子がわかる画像や当時使用していた茶壺なども展示され、その歩みがうかがえます。お茶の本場宇治で、抹茶づくりや資料見学など、その見聞を広げてみてはいかがですか?
資料館には昔の製茶の様子がわかる画像や当時使用していた茶壺なども展示され、その歩みがうかがえます。お茶の本場宇治で、抹茶づくりや資料見学など、その見聞を広げてみてはいかがですか?
三星園 上林三入本店 へのツイート
お茶。おちゃ。オチャ
— 長岡将太やしまG (@yashima48G) 2019年2月18日
京都の宇治の最高級のお茶!
美味しい。甘い。石臼から挽きたてが美味しい。#てんちゃ #お茶 #宇治 #宇治茶 #上林三入 #きもののやしま光店 #緑茶染め pic.twitter.com/4nOolvOpxp
詳細情報
住所:京都府宇治市宇治蓮華27-2(平等院表参道)
電話番号:0774-21-2636
営業時間:9:00~18:00
定休日:無休
公式サイト:https://www.ujicha-kanbayashi.co.jp/
電話番号:0774-21-2636
営業時間:9:00~18:00
定休日:無休
公式サイト:https://www.ujicha-kanbayashi.co.jp/
将軍家御用達茶師からはじまり創業500年の古い歴史をもつ有名店。そして、よく地図記号で見かける三つの点「三星」の茶畑マーク。そのルーツがこちらに代々続く紋所なんだとか。