厳しい修行・比叡山千日回峰行を経た大阿闍梨の加持・祈祷も
都七福神めぐり5寺社め。左京区、修学院離宮の北隣に位置する寺院。比叡山の西麓にあり、延暦寺の別院の一つ。
この日は比叡山の厳しい修行として知られる千日回峰行を経た大阿闍梨が加持・祈祷される日ということで、それに合わせてやってきました。
拝殿。
こちらは鬼門封じのお寺として有名で、屋根の上には鬼門除けの猿が。
御幣とかぐら鈴を持ち、皇城(京都御所)を守護。かつて夜な夜な悪さをしたため、逃げ出さないよう金網の中に入れられていると言われます。
こちらは鬼門封じのお寺として有名で、屋根の上には鬼門除けの猿が。
御幣とかぐら鈴を持ち、皇城(京都御所)を守護。かつて夜な夜な悪さをしたため、逃げ出さないよう金網の中に入れられていると言われます。
雲母(きらら)不動堂 。
比叡山延暦寺と赤山禅院を結ぶ雲母坂(きららざか)にあった雲母寺(うんもじ)の本堂と本尊・不動明王をここに移築。平安時代千日回峰たち行の創始者・相応和尚が開いた寺院だが、明治に入って廃寺に。千日回峰行の大阿闍梨の立ち寄り場所にもなっているが、今回の加持祈祷の場所がこちら。
途中から参加しましたが、お堂には所狭しと参拝の方が大勢参加。皆で般若心経や真言を唱和し、念珠をひとりひとりの頭や肩に触れ、真言を唱えて不動明王の功徳を 伝える「お加持」を与える大阿闍梨。
比叡山延暦寺と赤山禅院を結ぶ雲母坂(きららざか)にあった雲母寺(うんもじ)の本堂と本尊・不動明王をここに移築。平安時代千日回峰たち行の創始者・相応和尚が開いた寺院だが、明治に入って廃寺に。千日回峰行の大阿闍梨の立ち寄り場所にもなっているが、今回の加持祈祷の場所がこちら。
途中から参加しましたが、お堂には所狭しと参拝の方が大勢参加。皆で般若心経や真言を唱和し、念珠をひとりひとりの頭や肩に触れ、真言を唱えて不動明王の功徳を 伝える「お加持」を与える大阿闍梨。
終了後、お下がりで鏡割りをしたお餅をいただきました。
さらに毎年こんなお接待があるそうです。粕汁とちらし寿司。私もいただきました。とても美味しかったです。こんな機会にあやかれるとは、感謝です。
境内を順路に沿って参拝。御朱印所は順路途中にあります。
地蔵堂。赤山大明神は地蔵菩薩の化身であるとされ、こちらは地蔵菩薩をまつるお堂。
順路中、2度大きな珠数が登場します。これは1度目の「正念誦(しょうねんじゅ)」。密教の重要な考え方に基づき、心にうかんだ願いを念頭に参拝を続けます。
弁財天。
奈良時代には仏として信仰され、また七福神の一神としても知られています。赤山の弁財天は「出世弁財天」として信仰されています。
奈良時代には仏として信仰され、また七福神の一神としても知られています。赤山の弁財天は「出世弁財天」として信仰されています。
福禄寿殿。
都七福神の一神、福禄寿神をまつります。福禄寿神には商売繁盛、延寿、健康、除災などのご利益が。
都七福神の一神、福禄寿神をまつります。福禄寿神には商売繁盛、延寿、健康、除災などのご利益が。
七福神の御朱印はこちらで受付。御朱印は2種類あるので、お間違いなく。
福禄寿神のお姿みくじ。緑色の福禄寿神で吉でした。
さらに山道につながる順路に鳥居。
相生社。
エキゾチックなシーサーが両サイトに。縁結びの神。2つの鳥居が並んでいるのは夫婦鳥居と呼ばれ、手をつないで通った二人は結ばれる、との言い伝えが。また相生社の絵馬は「おしどり絵馬」として知られます。
エキゾチックなシーサーが両サイトに。縁結びの神。2つの鳥居が並んでいるのは夫婦鳥居と呼ばれ、手をつないで通った二人は結ばれる、との言い伝えが。また相生社の絵馬は「おしどり絵馬」として知られます。
この日、お滝堂ではこんな特別鑑定もありました。
お滝堂を通って奥に抜けると不動明王と滝が。
2度目の数珠「還念珠(かんねんじゅ)」。
1度目の正念誦をくぐった時の願いごとに対し、精進することを誓いながらくぐることで、ご加護を祈る。
たまたま都七福神めぐりでこの時期の参拝でしたが、大阿闍梨のお加持やお接待もいただき、すでに十分な福に恵まれました。感謝感謝。
1度目の正念誦をくぐった時の願いごとに対し、精進することを誓いながらくぐることで、ご加護を祈る。
たまたま都七福神めぐりでこの時期の参拝でしたが、大阿闍梨のお加持やお接待もいただき、すでに十分な福に恵まれました。感謝感謝。
赤山禅院 へのツイート
赤山禅院 pic.twitter.com/W0zq0MTuZW
— KON =うり坊 小あばれる?君 (@KON22238566) 2019年1月13日