月読尊を祀るお酒の神様・松尾大社の境外末社
下京区、京都中央卸売市場のある七条通の南向かい側。ちょっと不思議な印象の石造りの鳥居。神社であることはわかるんですが。その手前が駐車場になっていて、周辺は商店街。
奥には住宅兼社務所のような建物。じつはこちら、西京区嵐山南側にあるお酒の神様として知られる松尾大社の境外末社。まだこの時期、境内の紅葉が残っていました。
境内自体は小さいですが手水舎もあります。
もともと松尾大社のお祭『松尾祭』の御旅所だった場所。現在の御旅所は松尾大社西七条御旅所に集約され、こちらは還幸祭の際、大宮社、月読社、櫟谷社、宗像社、三宮社、衣手社、四之社の御神輿(月読社は唐櫃)6基がここに立ち寄り神事を行う場所に。
以前にも紹介しましたが、「御旅所」とは神社の祭礼(お祭)で御祭神を乗せた御神輿(神さん)が巡行の途中で休憩または宿泊する場所のことを言い、よく知られたところでは、四条通にある八坂神社の御旅所。祇園祭の際には御神輿が祀られる場所として有名ですね。
もともと松尾大社のお祭『松尾祭』の御旅所だった場所。現在の御旅所は松尾大社西七条御旅所に集約され、こちらは還幸祭の際、大宮社、月読社、櫟谷社、宗像社、三宮社、衣手社、四之社の御神輿(月読社は唐櫃)6基がここに立ち寄り神事を行う場所に。
以前にも紹介しましたが、「御旅所」とは神社の祭礼(お祭)で御祭神を乗せた御神輿(神さん)が巡行の途中で休憩または宿泊する場所のことを言い、よく知られたところでは、四条通にある八坂神社の御旅所。祇園祭の際には御神輿が祀られる場所として有名ですね。
さらに境内奥に祠が。
小さくはありますが、何かしら神聖な空気が漂う本殿。こちらでは御祭神・月読尊が祀られています。
漢字『総』の旧字体『總』が狛犬の厳めしい表情と相まって、こじんまりとしつつも圧倒的存在感を放つ神社。それも、平安時代から続く松尾祭の歴史が刻まれた威厳というのか。
じつは松尾祭の様子を今まで目の当たりにしたことがないのですが、来年はそんな機会に恵まれることを期待します。
じつは松尾祭の様子を今まで目の当たりにしたことがないのですが、来年はそんな機会に恵まれることを期待します。