【京都伏見名水めぐり】スタンプラリーで名水チェック☆京都唯一の弁財天を祀る!ついにコンプ◎「長建寺」

伏見名水スタンプラリー最終ポイント。中書島、十石舟乗船場スグの場所にある、京都唯一弁財天が本尊のお寺。そこに湧く名水『閼伽水(あかすい)』は伏見の良質な名水と同じ水脈。

目次

酒蔵と水郷広がる景観を望む場所にある名水寺・長建寺

中書島エリア。ちょうど伏見水郷めぐりの十石舟の乗船場スグ近くの場所に立地。もう立地からして、水の豊かな土地柄だとわかる場所。こちらも初参拝のお寺。

なんとも艶めかしい印象の朱色の竜宮門。かつて中書島が花街エリアだったことを垣間見るような、そんな造り。

水の豊かな場所ということか、境内は新緑も豊かで癒される空間。

鐘楼もまた、独特の造り。
江戸時代初期、伏見奉行建部内匠頭政宇(たけべたくみのかみまさのき)が中書島開発の際、深草大亀谷の即成就院から塔頭多聞院を分離して創建。

今回はスルーしてしまったんですが、こちらの和歌のおみくじもかなり独特。それについては、またお寺紹介で詳しく(笑)

芸事などにご利益のある弁財天を祀ることと、花街に立地するお寺であることから、かつて遊女たちがこぞって参拝。なんとなく、そんな雰囲気が独特のお寺の建築様式から感じ取れます。

境内中央にぽっかりと設けられたスペース。こちらは真言宗醍醐派。なので、山伏の祈祷の護摩木お焚き上げがここで執り行われるんですね。

また7月には2014年から復活した洛南の三大奇祭とも言われている弁天祭、柴燈大護摩供(さいとうごまく)開催でも有名。

で、さらに本堂に進むと手水舎。

こちらがその名水『閼伽水(あかすい)』にあたります。
弁財天は古来インドで水の神。そのため、弁財天のあるお寺は池や川のほとりに立地していることが多く、ここ長建寺も例にもれず、伏見という名水に恵まれた場所にあるわけ。

また密教十二天のひとつ、水天尊も祀られています。

そんな水の守護神の名水。もちろん手も洗いましたが、飲んでもみます。なんとも伏見の水系の豊かさを感じるような。

本堂へ参拝。

ちょうどその横にスタンプ押印所があります。

最後の押印。これでスタンプ全部埋めてコンプ!

他にも、とにかくみどころ満載のお寺。また必ず深堀り観光してレポートしたいと思います(笑)

で、帰りにその足で中書島駅に行って、記念品となる特製きき酒用猪口をゲット。

今回、このスタンプラリーがあったからこそ初めて訪れたスポットもあり、名水をめぐりつつ貴重な観光もでき、有意義なイベントでした!

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詳細情報

イベント名:伏見名水スタンプラリー
実施期間:3月21日(水)~5月31日(木)
参加方法:名水10ヶ所スタンプを集め、全クリアで先着2500人に記念品を進呈。
特典:押印スタンプあれば「伏見夢百衆」ドリンク10%引き、「十石舟」乗船料100円引き

住所:京都府京都市伏見区東柳町511
電話番号:075-611-1039
実施時間:9:00~16:00