8つの塔頭に取り囲まれた境内
堀川寺之内を西へ。西陣界隈にある日蓮の孫弟子日像が開基とするお寺。本門法華宗の大本山。
永仁2年(1294年)、五条西洞院の酒屋柳屋仲興は日像に帰依し、永仁2年(1294年)その夫人(妙蓮法尼)によって邸内に法華堂を建立。その後、幾多の移転や復興あり、天正15年(1587年)、豊臣秀吉の命により、現在地に移転。さらに大火もあり、寛政元年(1789年)再建。
境内を取り囲むように8院の塔頭があり。宿坊も中にはあるそうですが、現在は休止。
境内奥には赤穂義士のお墓もあり、かつて歌舞伎で『忠臣蔵』に出演する演者も参拝したという場所でもあり。
そして、このちょうど背景に秋に咲く珍しい『御会式桜』もあったのですが、もちろん今の時期は葉だけ。
そして、このちょうど背景に秋に咲く珍しい『御会式桜』もあったのですが、もちろん今の時期は葉だけ。
境内には本堂と鐘楼。
江戸時代初期に建立され、全国的にみても数少ない本格的な袴腰鐘楼。
本堂。閉ざされていましたが、ご本尊は十界曼荼羅。
奥に本山寺務所があり、ここから奥に方丈庭園があるんですが、この日は水曜日で残念ながら休観日。
方丈には豊臣秀吉より贈られた臥牛石(がぎゅうせき)と釈迦を中心に十六羅漢に見立てた置石の石庭。そして玄関・奥書院には、長谷川等伯一派の筆といわれる濃彩の金碧画の襖絵があります。
方丈には豊臣秀吉より贈られた臥牛石(がぎゅうせき)と釈迦を中心に十六羅漢に見立てた置石の石庭。そして玄関・奥書院には、長谷川等伯一派の筆といわれる濃彩の金碧画の襖絵があります。
寺務所前にある、寺の名前が付いた椿品種『妙蓮寺椿』。
早咲きの椿で古来より茶人、文化人に珍重されてきた品種。室町時代にはすでに世に知られ、当時の有名な連歌師の歌にも詠まれた椿。
花の時期でもなく、しかも方丈拝観も休日でしたが、また日を改めて訪れたいお寺でした。
早咲きの椿で古来より茶人、文化人に珍重されてきた品種。室町時代にはすでに世に知られ、当時の有名な連歌師の歌にも詠まれた椿。
花の時期でもなく、しかも方丈拝観も休日でしたが、また日を改めて訪れたいお寺でした。
妙蓮寺 へのツイート
⛳️妙蓮寺庭園⑤。
— 庭園情報メディア『おにわさん』 (@oniwastagram) 2019年5月23日
石組を眺めるにはどの季節でも見応えありそうですが、サツキの花が咲く頃に見たらまた違った印象を受けるんだろうなあ。
案内では名前が出てきませんが、『銀閣寺』の庭園を手掛けた #善阿弥 も室町時代に造園に携わったそう(現在地に移転前の庭園かな…?)#庭園 #日本庭園 #京都 pic.twitter.com/43bNNoQMRu
詳細情報
住所:京都市上京区寺ノ内通大宮東入ル妙蓮寺前町875
電話番号:075-451-3527
拝観時間:10:00~16:00
休観日:毎週水曜日、年末年始
拝観料:境内自由
方丈・庭 500円
※収蔵庫+300円
公式サイト:http://myorenji.or.jp/
電話番号:075-451-3527
拝観時間:10:00~16:00
休観日:毎週水曜日、年末年始
拝観料:境内自由
方丈・庭 500円
※収蔵庫+300円
公式サイト:http://myorenji.or.jp/