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案内板の影に隠れてますが、鳥居脇にある狛犬が大爆笑していることでも有名な神社。何やら幸せな気分にもさせてくれます(笑)
境内図。
かつて江戸時代の干ばつで多くの民を助けた井戸『感応水』と同じ地下水脈『御霊水』が湧く手水舎があり、周辺住民や名だたる飲食店などが水を汲みに来られ、名水処としても知られる神社。
かつて江戸時代の干ばつで多くの民を助けた井戸『感応水』と同じ地下水脈『御霊水』が湧く手水舎があり、周辺住民や名だたる飲食店などが水を汲みに来られ、名水処としても知られる神社。
そして、拝殿前に青々とした茅の輪が設置されています。
毎度おなじみ、茅の輪くぐりの図解。時折、外国人観光客が訪れ、興味津々に眺め、撮影されていました。
今年一年の前半を無事過ごせたことに感謝し、残り半年も継続して無事に過ごせますように、と祈願する行事。毎年6月30日に全国の神社で執り行われる神事。神社によってはこのように茅の輪が設置され、これをくぐることで邪気を祓います。
今年一年の前半を無事過ごせたことに感謝し、残り半年も継続して無事に過ごせますように、と祈願する行事。毎年6月30日に全国の神社で執り行われる神事。神社によってはこのように茅の輪が設置され、これをくぐることで邪気を祓います。
そして、拝殿奥にある本殿へ。
現在の本殿は、天明8年(1788年)の大火で旧社殿を焼失したのち、仮皇居の内侍所仮殿を下賜され寛政3年(1791年)に移築されたもの。京都市の指定有形文化財。
本殿には八柱の御祭神、吉備聖霊、崇道天皇、伊予親王、藤原大夫人、藤大夫、橘大夫、文大夫、火雷天神が祀られ「八所御霊」と称されます。
現在の本殿は、天明8年(1788年)の大火で旧社殿を焼失したのち、仮皇居の内侍所仮殿を下賜され寛政3年(1791年)に移築されたもの。京都市の指定有形文化財。
本殿には八柱の御祭神、吉備聖霊、崇道天皇、伊予親王、藤原大夫人、藤大夫、橘大夫、文大夫、火雷天神が祀られ「八所御霊」と称されます。
梅雨曇りの境内には紫陽花も咲き誇っていました。
場所柄、観光や買い物途中にふらりと立ち寄って茅の輪くぐりとともに参拝される方も多い神社ですね。
かつて疫病の流行が頻発した平安時代、まだ医術や科学が未発達の時代でもあり、為す術なく多くの死者を出した時代。その原因を、不遇の死を遂げた貴人の怨霊によるものと考え、その御霊を祀り鎮めるべく創建。元は現在の上御霊神社の南に祀られ、後に新町出水に移され、さらに天正18年(1590年)に豊臣秀吉の都市整備にともない現在地に遷座。