一生モノとして使いたい老舗伝統工芸の錫製食器の数々
そんな中、今回訪ねるお店はこちら。江戸後期創業の錫器、銀器、各種金属工芸品の老舗「清課堂」。
全国的にも知られる有名店で、錫に関しては日本最古の工房。現在で7代目になります。
今回は、日本酒好きの方への贈り物を買いにやってきました。もらって喜ばれるような、いい酒器があればと。
全国的にも知られる有名店で、錫に関しては日本最古の工房。現在で7代目になります。
今回は、日本酒好きの方への贈り物を買いにやってきました。もらって喜ばれるような、いい酒器があればと。
店内には、酒器だけに限らず、お皿や食器、根付などもあります。
一つ一つ工房で手作りされた逸品ぞろい。代々受け継がれてきた名工の技が光ります。
どれをとっても丁寧な細工が施された逸品であることが一目瞭然で、思わず見入ってしまいます。
一つ一つ工房で手作りされた逸品ぞろい。代々受け継がれてきた名工の技が光ります。
どれをとっても丁寧な細工が施された逸品であることが一目瞭然で、思わず見入ってしまいます。
で、以前にも伺ったことがあるのですが、やはり世界的なインフレと円安による原材料・錫価格の高騰もあってか、どれも高価になったなぁと言う印象(汗)
ですが、外国人観光客にとっては円安効果でバーゲンセール並みの割安感もあり、かなりたくさんの方が買っていかれているようです。
ですが、外国人観光客にとっては円安効果でバーゲンセール並みの割安感もあり、かなりたくさんの方が買っていかれているようです。
で、今回はお店の中でも1番人気のぐい飲みを贈り物としてチョイス。
錫は熱伝導が良く、保温性・保冷性に優れ、その上錆びない、朽ちない金属。水を浄化する作用もあると言われ、有名料亭でも重宝されています。
錫は熱伝導が良く、保温性・保冷性に優れ、その上錆びない、朽ちない金属。水を浄化する作用もあると言われ、有名料亭でも重宝されています。
余談ですが、こちらは以前うかがったことのある祇園の老舗寿司割烹なか一さんでも使用されていた清課堂酒器。
こちらお店では代々使用されている小ぶりで可愛いサイズのものでしたが、今の価格換算だとかなり高価な品であろうことがわかります(汗)他多くの京都を代表する有名店でこちらの酒器を使用され、お店の格式の高さをあらわず銘品とも言えるかもしれませんね。
こちらお店では代々使用されている小ぶりで可愛いサイズのものでしたが、今の価格換算だとかなり高価な品であろうことがわかります(汗)他多くの京都を代表する有名店でこちらの酒器を使用され、お店の格式の高さをあらわず銘品とも言えるかもしれませんね。
そして最近作られたのか、奥にはギャラリーがあります。
無料で見学できると言うことで拝見させていただきました。
無料で見学できると言うことで拝見させていただきました。
これも錫製なんですかね。
やわらかい金属である錫の特性を活かしたこんなアートも。
やわらかい金属である錫の特性を活かしたこんなアートも。
京町家らしい、奥行きのあるうなぎの寝床スタイルの間取りの奥にギャラリーはあります。
途中、坪庭も。緑の植栽もあり。
手前にお茶室。こちらは錫以外に銅?も使用されてるのか。
立派な兜が展示。
立派な兜が展示。
さらに奥には蔵もあり、こちらでは展示作品の販売もされているようです。光と影が織り成す、錫のまた違った魅力を引き出した作品。
お茶室も靴を脱いで上がることができ、こちらでもちょっと斬新な作品が並びます。
自在に変容する金属素材・錫。こんなアート作品にもなるんですね。
錫製品は持っておくと一生モノ以上に、子供や孫の代まで使える優れもの。ぜひご参考に。
自在に変容する金属素材・錫。こんなアート作品にもなるんですね。
錫製品は持っておくと一生モノ以上に、子供や孫の代まで使える優れもの。ぜひご参考に。
特に御池通から丸太町通までのエリアでは、京都を代表する伝統工芸品を扱う老舗がとりわけ多く、日本の観光客はもとより、海外からも多数それらを買いに来る客でにぎわいます。
それだけ本物志向の方が注目するエリアでもあり。