【京都寿司めぐり】住宅街の隠れ家江戸前にぎり!予約必須のお値打ちおまかせコース絶品☆「鮨かわの」

おおきに~豆はなどす☆今回は左京区下鴨の住宅街にある隠れ家的江戸前にぎり寿司のお店。クオリティの高さとお値打ちのコースが人気で定評あり。今回は夜にうかがいました。

目次

北大路通から一歩住宅街にある隠れ家的名店

左京区下鴨エリア。北大路橋を東へ進み、下鴨中通手前の道を上がった住宅街。
前々から美食家の友人に勧められ、気になっていたお寿司屋さん。この日は夜に予約して初訪。

暗がりの住宅街にぽっかりと目立たない感じで明かりが点っています。

この2月でオープンから5年を迎えたそうです。

ランチも営業されていて、しかも江戸前にぎり寿司で比較的お値ごろ設定。なので、ランチはわりと予約が詰まっていて、夜のほうが比較的空いてるみたいですが、それでも日によっては平日でも満席しばしばの人気店。

店内は白木のカウンター9席。落ち着いた雰囲気。棚や入り口には5周年記念のお祝いの花が飾られていました。

こちらのご主人は岩倉出身の方で、大学卒業後、いったんサラリーマン勤めをされたそうですが、元々お寿司屋さんがしたかったそうで、脱サラ。29歳という遅いスタートで寿司職人を目指され、お店を持たれたそうです。

目の前のガラスケースには本日のお寿司のネタたちがスタンバイ。

ドリンクメニュー。日本酒は京都のお酒を始め、比較的有名な銘柄がズラリ。

まずはビールで喉を潤します。

今回は一番人気のおまかせコース13000円を予約。
まずはアオサ海苔の茶碗蒸し。新モノの海苔の磯の香のする早春らしい一品。

お造り。平目と赤貝。赤貝は山口県のもので、食感よく絶品。

炙りさわら。酸味もある醤油のタレに絡めてあり、そのままで。炙ることで程よい脂が効いて、お酒の進む品。さらに添えられた茎わさびの醤油漬けが、なんともいい風味で悶絶の美味しさ。

旬のホタルイカと菜の花。

添えられた酢味噌が絶品。名店・山利さんの白味噌をベースにほかコク出しにいろいろ調合した、とても手の込んだ酢味噌。

炙りフグのおろしポン酢。

上品な味わいのおろしポン酢にぷりぷり食感のフグ。で、見覚えある器やなぁ~と思っていたら、やはり下鴨神社の器(笑)氏神さんだそうです。

春らしい白魚の唐揚げ。香ばしい食感と柔らかな白魚のコントラスト。お酒がさらに進みます(笑)

すかさずビールから日本酒にスイッチ。福井の吟醸酒『黒龍』。酒器はこの中からお好きなものを、と。この後、おかわりでお酒の銘柄チェンジするごとに酒器選びが常にセットでした(笑)

瀬戸内飯蛸と平目白子の煮付け。木の芽の清涼感もアクセントに。

奈良の今西清兵衛商店、純米酒『春鹿』にチェンジ。

焼きふぐ白子と少しのご飯。これ、思わず唸る美味しさ。あぁ今シーズン食べられてよかった~と(笑)

ここから江戸前にぎり寿司タイム。ご主人が順番に握ってくださいます。

墨烏賊の塩スダチ、サヨリ昆布〆、壱岐産まぐろの漬け、中トロ、ぐじ、あじ、三重産〆鯖、炙りのどぐろ、対馬車海老、羅臼ウニ、玉子で全13貫。

印象としてはお米一粒主張する、わりと硬めに仕上げられたシャリ。ネタによってはシャリに木の芽が混ぜられたり多彩。何より、ネタの味が引き立つように仕上げられた控えめな黒子的シャリ、という印象。

中でも特筆の4貫。中トロ。その前に食べた赤身まぐろとのコントラスト。

うっとりする造形と魚柄のコハダ。光具合がカッコいい!

肉厚で甘みのある車海老。いや~クオリティ最高。

全くミョウバン臭なしの羅臼ウニ。味も濃厚で甘みもあり。悶絶の美味しさ。

さらに日本酒追加の嵐。京都、伏見の松本酒造・純米酒『澤屋まつもと守破離』と山口の旭酒造・純米大吟醸『獺祭』。

最後、〆の赤だし。具材はアカモク。

水物、あまおう。

しつこく日本酒飲んでいたので、お酒のアテに菜の花の花の部分の佃煮を出していただきました。これもお酒がまたまた進む(笑)

どれもクオリティ高く、お寿司以外の料理も楽しめ、かなりの満足度高く、人気なのもうなずけるお値打ちコースでした。また来たいなぁ~と。とりわけ美味しいお寿司が食べたい時にオススメです!

ヨ~イヤサ~♪

鮨かわの への口コミ

詳細情報

住所:京都市左京区下鴨東半木町72-8
電話番号:050-3503-4867(完全予約制)
営業時間:【昼の部】12:00~14:00 【夜の部】17:30~22:00
定休日:月曜、火曜日のみランチ営業なし