【京都和菓子めぐり】怪談にも登場する魔界エリアの幽霊も買い求めた飴!創業450年の日本最古の飴屋「みなとや幽霊子育飴本舗」

京都魔界スポットとしても知られる六波羅蜜寺、六道珍皇寺にもほど近い場所にある、創業450年以上の超老舗の飴屋さん。京都の怪談にも登場する幽霊子育飴。

目次

怪談に登場する幽霊子育飴

ちょうど六道まつりでもにぎわう時期、こちらへ。
京都のガイドブックによく登場するお店として知っていましたが、実際買い求めるのは初めてです(笑)

六波羅蜜寺、六道珍皇寺にもほど近い場所にある小さな古いお店。創業はなんと450年以上で、京都で2番目に古いお店で、飴屋としては日本一の古さを誇る老舗。

こちらの看板商品が『幽霊子育飴』。もう名前のインパクト大で、夏の怪談や心霊ネタにピッタリな題材だと思って(笑)

店先に、その飴の由来が書かれていました。

慶長4年の話。よなよなこちらへ飴を買いに来る女性がいて、店の人が不思議に思い、ある晩後をつけて行くと墓地で女性の姿が消え、そのかわりに赤子の泣き声が。泣き声は数日前に亡くなった女性の墓の中から聞こえ、掘り返してみるとお店の飴をもった赤子。赤子を掘り出してからというもの、女性が店に訪れることもなくなったという。わが子のために幽霊が買いに来たということから、「幽霊子育飴」という名がついたというもの。

この「幽霊飴」の話は全国的にありますが、実際飴として現存して販売するお店はここだけになるんですかね。

店内。幽霊子育飴の他、お茶も販売されてます。試食も気軽にさせてもらいました。

で、一つ購入。一袋500円。

見た目べっ甲飴のようですが、麦芽糖9、砂糖1の割合でつくられているので、あっさりとした甘み。

この界隈は昔鳥辺野、死者の埋葬地であり、近くには六波羅蜜寺、六道珍皇寺もあり、あの世とこの世をつなぐ魔界スポットとしても知られる場所。

そんな場所故に、よなよな幽霊が飴を買いに来たという話にもリアリティあり、450年以上前からこの幽霊子育飴が現存しているというのも、事実として裏付けされているような。

そんなストーリー付の夏の京都土産にもふさわしい御菓子。お試しあれ。

ヨ~イヤサ~♪

みなとや幽霊子育飴本舗 への口コミ

詳細情報

住所:京都市東山区 松原通大和大路東入二丁目轆轤町80−1
電話番号:075-561-0321
営業時間:10:00 AM – 4:00 PM
定休日:なし
関連サイト:http://kosodateame.com/ame/