シャクナゲや新緑に癒される立ち去りがたい寺院「宝泉院」
大原へのアクセスはJR京都駅から京都バスで1時間と少し、または市営地下鉄で京都駅から国際会館駅まで約20分乗車後、京都バスに乗り換え約25分です。
大原バス停から宝泉院までは徒歩約15分。
バス停から坂を少し登ったところで菜の花が満開!道中にはこんなのどかな風景が見られ、癒されます。
大原バス停から宝泉院までは徒歩約15分。
バス停から坂を少し登ったところで菜の花が満開!道中にはこんなのどかな風景が見られ、癒されます。
宝泉院は三千院の少し奥にあり、同じ参道を通ります。
この道は呂川(ろがわ/りょせん)沿いにあり、「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも選ばれているそうです。
新緑が美しく、散った桜の花びらが川に舞い、春の風情をここでも感じることができます。
この道は呂川(ろがわ/りょせん)沿いにあり、「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも選ばれているそうです。
新緑が美しく、散った桜の花びらが川に舞い、春の風情をここでも感じることができます。
三千院を通過し、三千院境内にも流れる律川(りつせん)と朱塗りの未明橋が見えてきます。
先ほどの呂川と律川は「呂律が回らない」の語源になったんだとか。
先ほどの呂川と律川は「呂律が回らない」の語源になったんだとか。
宝泉院の本堂、勝林院を通過し、宝泉院に到着。
参道も美しい風景が見れて、歴史や風情を感じることが出来ました。
参道も美しい風景が見れて、歴史や風情を感じることが出来ました。
拝観入り口に到着。
拝観料800円(お抹茶付き)を支払って、入山します。
入ってすぐに美しいシャクナゲが咲いています。
拝観料800円(お抹茶付き)を支払って、入山します。
入ってすぐに美しいシャクナゲが咲いています。
法然の衣掛け石。
こちらにもシャクナゲが綺麗に咲いていますね~^^
こちらにもシャクナゲが綺麗に咲いていますね~^^
早速客殿へ。
盤桓園(ばんかんえん)晩春の風景。
人が映りこまない写真が撮りたくて、開門時間前に着いたんですが、その日は団体さんが来るとのこと。特別に少し前に入れてくださいました。
入ってびっくり!たくさんの小皿が・・・
この後修学旅行生が来るとは夢に思いませんでした(笑)
余談ですが、修学旅行生は、熱心にご住職の話に耳を傾ける穏やかな中学生の皆さんで、お陰でこちらも気持ちよく過ごせました。
盤桓園(ばんかんえん)晩春の風景。
人が映りこまない写真が撮りたくて、開門時間前に着いたんですが、その日は団体さんが来るとのこと。特別に少し前に入れてくださいました。
入ってびっくり!たくさんの小皿が・・・
この後修学旅行生が来るとは夢に思いませんでした(笑)
余談ですが、修学旅行生は、熱心にご住職の話に耳を傾ける穏やかな中学生の皆さんで、お陰でこちらも気持ちよく過ごせました。
盤桓園とは立ち去りがたい庭という意味だそうです。
樹齢700年を超える五葉松は、平成3年(1991年)京都市指定の天然記念物に指定されました。
名木を中心に、柱や鴨居を額に見立てて「額縁庭園」と親しまれています。
五葉松を中心に、新緑やシャクナゲが咲いていました。
何度見ても感動する景色。
まさに立ち去りがたい風景です!
樹齢700年を超える五葉松は、平成3年(1991年)京都市指定の天然記念物に指定されました。
名木を中心に、柱や鴨居を額に見立てて「額縁庭園」と親しまれています。
五葉松を中心に、新緑やシャクナゲが咲いていました。
何度見ても感動する景色。
まさに立ち去りがたい風景です!
盤桓園の西側も名残りの桜や新緑、花々が美しく、静かで時間が止まったようです。
緋毛氈の朱色と新緑のフレッシュな緑色が相まって鮮やかな風景です。
緋毛氈の朱色と新緑のフレッシュな緑色が相まって鮮やかな風景です。
お抹茶は客殿の好きな場所でいただくことができます。
この日は西側のお花を眺めながらいただきました。
この日は西側のお花を眺めながらいただきました。
盤桓園の西側、手水鉢そばに水琴窟があります。
この水琴窟は二連式で珍しい形式だそうです。
その優しい音色に耳を傾けると、癒され、心が穏やかになります。
この水琴窟は二連式で珍しい形式だそうです。
その優しい音色に耳を傾けると、癒され、心が穏やかになります。
手水鉢のそばには、ミツマタが咲いていました。枝が必ず三叉に分かれることから、この名がついたそうで、こちらは赤いので、アカバナミツマタです。春に花を咲かせ、皮は和紙や紙幣の原料になるそうです。
手水鉢には四季折々の花が飾られており、春はミツマタの花がたくさん咲いてより華やかになります。
手水鉢には四季折々の花が飾られており、春はミツマタの花がたくさん咲いてより華やかになります。
手水鉢越しに、ミツマタ、シャクナゲ、新緑が楽しめます。
客殿東側の鶴亀庭園。
江戸時代に作庭されたお庭だそうです。
江戸時代に作庭されたお庭だそうです。
池は鶴が羽を広げた形を表していて、築山が亀を表しているそうです。
シャクナゲに新緑、ミツマタも植わっていて、秋には紅葉も楽しめるお庭です。
シャクナゲに新緑、ミツマタも植わっていて、秋には紅葉も楽しめるお庭です。
鶴亀庭園にある手水鉢には、シャクナゲが飾ってありました。
美しいおもてなしに、思わず笑みがこぼれ癒されました。
美しいおもてなしに、思わず笑みがこぼれ癒されました。
鶴亀庭園に隣接する廊下にはお神輿が展示してありました。
囲炉裏の部屋。
自由に休憩出来、現在では珍しい囲炉裏があるので、少し昔にタイムスリップしたような気分になります。
こちらで声明を聞くことができます。
自由に休憩出来、現在では珍しい囲炉裏があるので、少し昔にタイムスリップしたような気分になります。
こちらで声明を聞くことができます。
囲炉裏の部屋から見える庭園「鹿野苑(ろくやおん)」。
山水が取り込まれたお庭を見て、清々しい気分になりました。
山水が取り込まれたお庭を見て、清々しい気分になりました。
囲炉裏の部屋にはこんな立派なお花が活けてありました。
宝楽園。
平成17年に完成した庭園。客殿を出て、南側へ少しおりた低地にあります。
岩や白砂によって美しく作庭された庭園です。
平成17年に完成した庭園。客殿を出て、南側へ少しおりた低地にあります。
岩や白砂によって美しく作庭された庭園です。
苔むした岩の上に、木でできた手水鉢には花弁が舞い落ち、時折落ちる水の波紋と共に美しい風景を彩っていました。
最後に
京の写真旅~おうちで旅行気分~と題してスタートさせてみました。
初回は見どころが多い宝泉院。晩春の様子をお伝えしましたが、お参りした様な気分を少しでも感じてもらえれば幸いです。
現在、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、宝泉院は現在残念ながら、拝観休止中です。
現在の外出自粛中や、拝観が再開された際に、遠方の方や時間が取れない方などなど…少しでも写真を見て癒されたり、参考になれば嬉しいです。
新型コロナウィルスが、一日も早く終息する事を心より願いたいと思います。
初回は見どころが多い宝泉院。晩春の様子をお伝えしましたが、お参りした様な気分を少しでも感じてもらえれば幸いです。
現在、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、宝泉院は現在残念ながら、拝観休止中です。
現在の外出自粛中や、拝観が再開された際に、遠方の方や時間が取れない方などなど…少しでも写真を見て癒されたり、参考になれば嬉しいです。
新型コロナウィルスが、一日も早く終息する事を心より願いたいと思います。
宝泉院 へのツイート
詳細情報
名称:宝泉院 ほうせんいん
住所:京都市左京区大原勝林院町187番地
電話番号:075-744-2409
拝観時間:9:00~17:00(16:30受付終了)
拝観料:大人800円 中・高700円 小600円
関連ページ:http://hosenin.net/
※現在は新型コロナウィルスの感染拡大防止のため拝観休止中です。
住所:京都市左京区大原勝林院町187番地
電話番号:075-744-2409
拝観時間:9:00~17:00(16:30受付終了)
拝観料:大人800円 中・高700円 小600円
関連ページ:http://hosenin.net/
※現在は新型コロナウィルスの感染拡大防止のため拝観休止中です。
宝泉院は800年ほど前、声明の道場として創建、魚山大原寺勝林院の塔頭寺院です。
樹齢700年を超えた五葉松があり、額縁庭園が鑑賞できる寺院としても知られています。
春はシャクナゲとミツマタが綺麗だと聞き、訪れました。