防災と景観維持の両立「可動式止水壁」
平常時は地面とほぼ同じ高さで、非常時のみ上へ伸びるアルミ製の止水壁。
約80cm伸びるんだそうです。
今回のこれだけの大雨ですから実際に上に伸ばされていました。
約80cm伸びるんだそうです。
今回のこれだけの大雨ですから実際に上に伸ばされていました。
たしかにこの高さでコンクリート製の堤防だったら、うんざりするほど景観を損なうのは明らかですね。
渡月橋に近づくに連れ高さが確保されますから、止水壁も段々と低くなっています。
渡月橋から撮影。
止水壁が上に伸びている状態です。
下の写真は同じ角度から平常時の様子。
止水壁が上に伸びている状態です。
下の写真は同じ角度から平常時の様子。
こちらの写真も平常時です。
平常時。格納されている状態。
渡月橋付近の対策だけでなく下流の河川改修も行われていて、抜本的な対策のためにはさらに大規模な改修が必要のようです。
世界的な景勝地である嵐山を護る治水対策を今後も期待して見守りたいと思います。
※ 本記事の写真は、一般の観光客の立入れる安全を確保された場所で撮影されています。
世界的な景勝地である嵐山を護る治水対策を今後も期待して見守りたいと思います。
※ 本記事の写真は、一般の観光客の立入れる安全を確保された場所で撮影されています。
一日も早く復旧されます事をお祈りいたします。
京都では8月12日から大雨が続いていますね。
嵐山渡月橋付近の桂川でもかなりの増水の様子でした。(8月14日の状況です)
全国的ニュースにもなった2013年9月、台風18号の時の浸水被害は記憶に新しいところ。
これをきっかけに渡月橋付近の水害対策が考えられて来ました。
当初、国はコンクリートの堤防建設を計画していたそうですが、嵐山の景観維持を希望する地元の要望もあり、可動式の止水壁という形で対策を進められていました。