天龍寺について
天龍寺が創建されたのは歴応2年(1339)のことです。足利尊氏が開基となり、後醍醐天皇の菩提を弔うために建てられました。
開山(初代の住職)は天龍寺の庭園(曹源池庭園)を作庭した夢窓疎石です。
開山(初代の住職)は天龍寺の庭園(曹源池庭園)を作庭した夢窓疎石です。
via 藤花
京都の禅寺を代表する京都五山のひとつで、五山の上とされた南禅寺に次いで五山第一にに位置付けられ、かつては広大な寺域を誇っていました。
江戸末期まで8度もの火災に遭い、現在の伽藍はほとんどが明治以降に再建されたものです。
とはいえ、境内地は今も約3万坪という広さで、堂々たる寺院には変わりありません。
江戸末期まで8度もの火災に遭い、現在の伽藍はほとんどが明治以降に再建されたものです。
とはいえ、境内地は今も約3万坪という広さで、堂々たる寺院には変わりありません。
天龍寺境内へ
via 藤花
総門をくぐると真っすぐ奥に伸びる参道。参道の左側には塔頭寺院が並んでいます。
天龍寺の塔頭寺院は、通常非公開(特別公開期間のみ拝観可能)の寺院がほとんどで、私が訪れたこの日も参拝することはできませんでした。
天龍寺の塔頭寺院は、通常非公開(特別公開期間のみ拝観可能)の寺院がほとんどで、私が訪れたこの日も参拝することはできませんでした。
via 藤花
参道を奥まで進むと、白壁と縦横に区切った美しい切妻造りの屋根壁が特徴的な庫裏があります。
本堂・方丈・庭園の拝観受付をして、中へ入ります。
本堂・方丈・庭園の拝観受付をして、中へ入ります。
via 藤花
庫裏の正面には大衝立の達磨図。迫力がある、でもどこか愛嬌のある表情です。
via 藤花
庫裏から大方丈へ、曹源池庭園を正面に迎えた広縁からは、大方丈の襖絵(雲龍)を見ることができます。
この雲龍図は、明治から昭和にかけて活躍した日本画家・若狭物外(わかさもつがい)の手になるものです。
この雲龍図は、明治から昭和にかけて活躍した日本画家・若狭物外(わかさもつがい)の手になるものです。
via 藤花
振り返ると雄大な庭園が目の前に広がっています。日本で最初の史跡特別名勝で、中央の曹源池を巡る池泉回遊式庭園です。
借景とされている嵐山と亀山の広大さ、曹源池の奥には龍門瀑の石組が見えます。
借景とされている嵐山と亀山の広大さ、曹源池の奥には龍門瀑の石組が見えます。
via 藤花
via 藤花
via 藤花
大方丈の端からは庭園全体が見渡せます。
庭園の広大さがより一層感じられるスポットです。
庭園の広大さがより一層感じられるスポットです。
via 藤花
大方丈から書院へ、こちらから庭園を見るとまた異なった印象を受けます。
私は拝観時間8:30を待って境内へ入りましたが、それから15分も立たないうちに多くの観光客(ほとんどが海外の方でした)が来られていました。
これから観光シーズンになったら、いったいどれだけの方が訪れるのでしょうか。
私は拝観時間8:30を待って境内へ入りましたが、それから15分も立たないうちに多くの観光客(ほとんどが海外の方でした)が来られていました。
これから観光シーズンになったら、いったいどれだけの方が訪れるのでしょうか。
via 藤花
書院内から庭園を見ると、障子で切り取られた美しい景色を楽しめます。
via 藤花
書院から後醍醐天皇の尊像を祀る多宝殿へ。途中の廊下からも趣ある庭を見ることができます。
via 藤花
多宝殿の中には入ることができませんが、きらびやかで美しい襖絵や内部の様子はよく見えました。
via 藤花
大方丈の正面にある庭園は、おおらかな曹源池庭園とは異なり、静かで穏やかな枯山水庭園です。
薄く強い白砂と植栽で整えられた空間と相対していると、曹源池庭園の景色に興奮していた心が少しずつ落ち着いてきました。
薄く強い白砂と植栽で整えられた空間と相対していると、曹源池庭園の景色に興奮していた心が少しずつ落ち着いてきました。
via 藤花
お堂から出ると、庭園入口からもう一度曹源池庭園へ。今度はゆっくりと落ち着いて観賞しました。
高みから見る庭園よりもいっそう雄大さを感じます。
緑が鮮やかで、曹源池に映る樹々も美しい…。心が解放されるようなスッキリした気分になります。
高みから見る庭園よりもいっそう雄大さを感じます。
緑が鮮やかで、曹源池に映る樹々も美しい…。心が解放されるようなスッキリした気分になります。
via 藤花
曹源池庭園の奥にあるのは、四季折々の花や樹々が楽しめる「百花苑(ひゃっかえん)」です。
百日紅が美しく咲いていました。
百日紅が美しく咲いていました。
via 藤花
八方睨みの雲龍図
諸堂・庭園の拝観を終え、次は法堂へ向かいました。法堂では、平成9年(1997)に加山又造氏が描いた雲龍図を見ることができます。
via 藤花
八方睨みとは、どの角度から見ても龍の眼がついてくるように見えるというもの。
雲龍図を見ながら堂内を一周してみると、確かにずっと見られていました。
ちなみに天龍寺の雲龍には爪が五本あります。
五爪の龍と呼ばれるもので、皇帝のみに許された格の高い特別な存在とされています。
雲龍図は禅寺の法堂などによく描かれていますが、五爪の龍はあまり見かけません。
天龍寺で雲龍図を拝観される際には、ぜひ注目してみてください。
雲龍図を見ながら堂内を一周してみると、確かにずっと見られていました。
ちなみに天龍寺の雲龍には爪が五本あります。
五爪の龍と呼ばれるもので、皇帝のみに許された格の高い特別な存在とされています。
雲龍図は禅寺の法堂などによく描かれていますが、五爪の龍はあまり見かけません。
天龍寺で雲龍図を拝観される際には、ぜひ注目してみてください。
天龍寺 基本情報
・住所 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
・電話 075-881-1235
拝観時間
・庭園 8:30~17:00(最終受付16:50)
・本堂 8:30~16:45(最終受付16:30)
・法堂 9:00~16:30(最終受付16:20)土日祝及び特別公開日のみ
拝観料
・庭園 高校生以上500円/小中学生300円/未就学児無料
・本堂 庭園拝観料に300円追加
・法堂 500円(拝観日のみ)
アクセス
・最寄り駅 京福電鉄「嵐山」徒歩すぐ/JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」徒歩約13分/阪急「嵐山」徒歩約15分
・バス 「嵐山天龍寺前」「京福嵐山駅前」
・HP https://www.tenryuji.com/
・電話 075-881-1235
拝観時間
・庭園 8:30~17:00(最終受付16:50)
・本堂 8:30~16:45(最終受付16:30)
・法堂 9:00~16:30(最終受付16:20)土日祝及び特別公開日のみ
拝観料
・庭園 高校生以上500円/小中学生300円/未就学児無料
・本堂 庭園拝観料に300円追加
・法堂 500円(拝観日のみ)
アクセス
・最寄り駅 京福電鉄「嵐山」徒歩すぐ/JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」徒歩約13分/阪急「嵐山」徒歩約15分
・バス 「嵐山天龍寺前」「京福嵐山駅前」
・HP https://www.tenryuji.com/