京寿司の老舗がリニューアル
中に入ろうとすると、開店時間3分過ぎなのですが、もうお店の中にはお持ち帰りのお客様が5名ほど待たれていて、少々入りにくい状況。我々の順番になるまでちょっと待って、店内で食べられます?と店員さんに確認すると、この写真の左手奥がイートインになっていることを教えてもらう。
で、道路側、奥側両面に坪庭があるお部屋に通される。坪庭にはまだブルーシートが掛かっていて正に工事中。とはいえ、店内は見違えるほど綺麗になり、良い雰囲気に。以前のお店もひなびた感じで如何にも老舗!という風情だったのですが、これはこれで清潔感があり、なかなかにお洒落ではないかと。小上がりがあるのが嬉しい我々。
で、席数は4人掛けテーブル席が2、5人席?が1、小上がりに2人席が2つ、という状況。 先客はお一人だけだったので、小上がりに入れてもらう。
で、道路側、奥側両面に坪庭があるお部屋に通される。坪庭にはまだブルーシートが掛かっていて正に工事中。とはいえ、店内は見違えるほど綺麗になり、良い雰囲気に。以前のお店もひなびた感じで如何にも老舗!という風情だったのですが、これはこれで清潔感があり、なかなかにお洒落ではないかと。小上がりがあるのが嬉しい我々。
で、席数は4人掛けテーブル席が2、5人席?が1、小上がりに2人席が2つ、という状況。 先客はお一人だけだったので、小上がりに入れてもらう。
このように、立派な火鉢に炭火がいこり、鉄瓶からもうもうと湯気が上っているのが、なんだか良いですな。で・・・
メニューを確認。お料理は特に大きな変更もなく。季節代わりの京寿司がどれをとっても間違いないお味。
そうそう、今シーズンはまだ京都の冬の風物詩「蒸し寿司」を頂いていないよねえ!と相方と意見一致。で、蒸し寿司、それに箱寿司と鯖寿司のセット、あじ寿司をお願いしようとしたら、箱寿司がお持ち帰りで大量発注があったようで既に売り切れ。次善策でいなり寿司をお願いしようということに。
とりあえず、新装開店にカンパーイ!ということに。エビスの小瓶は¥600なり。
で、超久々でいづ重の蒸し寿司¥1800にご対面~!なのだ。他店で蒸し寿司は概ね小ぶりの丼で提供されるお店が多いのですが、ここと、こちらで修行されている嵐山大善はこういう専用の蒸籠で提供されております。紅ショウガが添えてあるのは定番なのですが、柚子胡椒も添えてあるのが斬新でした。
具材は海老に穴子にイカ、タップリの錦糸卵などなど。ほんわりと蒸し上って、テーブル周辺は甘酸っぱい香りで、なんだか心から寛げるお味ですな。いやー、大納得! 女性ならこれ1つ+赤だしなどで十分なランチになりえます。
更に、鯖寿司、あじ寿司(バッテラではありません。)、いなり寿司の盛り合わせがばばーん。久々にいづ重のお寿司を頂いたのですが、想像よりフレッシュ感のある酸味、控えめな塩味で、やっぱり上品だよな~!と言う感想でした。こちらの盛り合わせで¥2800ほどなのですが、この内容でこのお味、何の文句があろうかと。
これは呑まないとですよ!と燗酒をお願いする。日本酒は白鹿のみ!という潔さ。一合¥600!という良心的価格設定。
最近、鯖が不漁らしく、近所のスーパーでもお値段高騰中!なのですが、この肉厚の鯖をきちんと仕入れているのですな。京都の鯖寿司のベンチマークとも言える一品ですが、やはり間違い無し!と言う感想。支払いは伝票の代わりに、巨大な木札を持ってきてくれるので・・・
先ほどのお持ち帰りのレジで見せて清算する方式でした。〆て¥7000ほどという納得のお支払い。帰りにはテーブル席があらかた満席になる相変わらずの人気度合い。とはいえ、お客様の回転は非常に良いのと、早じまいですが通し営業なので飛び込みで行っても意外に大丈夫な一軒。 また、お庭が仕上がったころに、食べ損ねた箱寿司を頂きに来る予定です。
多分、Instagramなどに書き込まれているのは女将さんではないかと想像するのですが、まだ一部工事中なのに、大将が「この日は良い日なので!」と言い出したら聞かないのだから!と半分あきらめた様子でご紹介あり。工事中?どういう状況なのかな?と思ったら、ファサードは通りから少し奥まったところに移っていて、胡蝶蘭の鉢植えがこれでもか!と並んでいるのだ。いやー、コレは良い雰囲気ですなあ。