細い細いだれも気づかないような路地の先に
先斗町から、あるお店を探して昼間ウロウロしてるときにたまたま発見。細い細い、人ひとりが辛うじて通れるような路地。先斗町25番路地。そして奥に小さな門構え。こんな路地に門があることにもちょっと驚きでしたが。
で、昼間はまったく人の気配なかったんですが、この向かいにある割烹店で食事した後立ち寄ると、外灯が点いてて営業してる様子。古そうですすでに。調べてみると、夜だけやってる洋食店みたいです。なんか、聞き覚えのある店名でもあり。
小さな門を進むと店にも灯りが。
こんな狭い場所に、庭もあり石灯籠や植栽も。恐る恐る入ってみることに。
中に入るとさらに驚き。まるで時間が止まったかのような重厚なレトロ感。
使い込まれた椅子やテーブル。ランプや装飾品。思ったより広く、テーブル席10人位。
で、さらにカウンター席もあり。洋酒瓶も古いもの、グラスも昔デザインの懐かしい感じのものが並んでいます。
とにかく、使い込まれたいい風合いが。強いて言えば、京都の老舗喫茶店でいう「築地」や「フランソワ」の洋食店版といった雰囲気。いかにステキなレトロ感かがわかってもらえるかと。
こんな照明の感じがまたいい。
こちらも古い洋酒瓶。
もともとは洋食店で大正創業で今年で95年だそうです。途中からバーもされるようになったんだとか。
もともとは洋食店で大正創業で今年で95年だそうです。途中からバーもされるようになったんだとか。
メニューの料理名も昔のまま(笑)
で、メニュー。これ見てまたキュンキュンと(笑)
カタカナ料理名が昔のままというか。「ポタージスープ」「ハイシビーフ」「エビコキール」「エビコロッキー」など。
カタカナ料理名が昔のままというか。「ポタージスープ」「ハイシビーフ」「エビコキール」「エビコロッキー」など。
バーでもあるんで、おつまみ系も。
もっとわかりやすいメニューありますよ、とご主人がこちらも見せてくださいました。でも表現は同じ(笑)
まずはビールということで。コースター、こちらも古いものなんですかね。ニッカウイスキーのもの。
棚にはニッカのウイスキーボトルがいっぱい並んでます。特約店なんですかね。ハイボールもよかったかも、と後々。とりあえずビールでカンパ~イ!
料理はエビコキールとポークチャップを注文。
料理はエビコキールとポークチャップを注文。
この紙ナプキンの折り方も古い洋食店的。そして、年季の入ったシルバー類が並びます。
で、しばらくするとポークチャップが。このお皿がまたステキすぎるレトロ感。昔の洋食皿。ポークチャップの付け合せは、ポテトサラダとフレッシュ野菜いろいろ。
で、食べてみます。ポークチャップのイメージとして、もっとケチャップ味が強いものを想像してたんですが、こちらは限りなくデミグラスソースに近いブラウン系ソース。深いコクと重厚な旨味。トンテキをこのソース絡めたような。美味しいですよ。あと、ポテトサラダも酸味少なくシンプルで具はポテトだけ。クリーミーな仕上がり。
味変剤の容器がこれまたレトロで(笑)
続いてエビコキール。こういう帆立貝の殻型のグラタン皿にエビ、ベシャメルソースが。こちらも具材シンプル。固形感感じるものはエビくらいかな。ゴロゴロと。もう「コキール」って響き自体にウットリ(笑)昔はよく洋食レストランでホントの帆立貝の殻に入れて焼いてるところもありましたね。
他のお客さんがコロッキー(コロッケ)を注文してて、それがけっこうなボリュームで美味しそうで。ちょっと他メニューも試したい!今度はガッツリ食事するつもりでまた必ず!
ヨ~イヤサ~♪
他のお客さんがコロッキー(コロッケ)を注文してて、それがけっこうなボリュームで美味しそうで。ちょっと他メニューも試したい!今度はガッツリ食事するつもりでまた必ず!
ヨ~イヤサ~♪
一養軒 への口コミ
数時間の京都滞在5:大正時代から続く一養軒の洋食。夫が情報誌のカメラマンで良かったわ。こんな渋い店よう入らん。 pic.twitter.com/L1z0N4jqLX
— かめこ (@jinginohakaba) 2013年8月10日
一養軒 基本情報
住所:京都府京都市中京区木屋町通四条上ル鍋屋町211
電話番号:075-221-4249
営業時間:17:30~22:00頃
定休日:木曜日
電話番号:075-221-4249
営業時間:17:30~22:00頃
定休日:木曜日