夏でも相変わらず人気の老舗おでん
明治15年創業の京都最強のおでんの老舗名店!上質の素材に丁寧な仕事!!「蛸長」【祗園四条】 - Kyotopi [キョウトピ] 京都がもっと”好き”になる。
以前来店した時の記事になります。ご参照ください。
まずは瓶ビールでカンパーイ!ぷしゅ~
前回来たのは真冬だったんですが、今回は初夏ということで、おでん種も若干季節モノは入れ替わってます。
せっかく友人が遠方から来たんだし、あれ食べておけばよかった!て後悔しないようにと。3人ならメニュー全制覇できるんじゃね?ということで、全部のおでん種を少しずつ3人でシェアする作戦に。
せっかく友人が遠方から来たんだし、あれ食べておけばよかった!て後悔しないようにと。3人ならメニュー全制覇できるんじゃね?ということで、全部のおでん種を少しずつ3人でシェアする作戦に。
立派な銅製のおでん鍋。5年ほど前に改装されてますが、カウンターは前のをそのまま使われてるんでしょうね。年季が入ってます。
見よ!これが名店蛸長のおでん種の全貌だッ!!
大根、薩摩揚、巻甘藍、豆腐、こんにゃく、宝袋、玉子、蕗、飛龍頭など。お出汁が染みてていい塩梅。友人は蕗を気に入ってました。薬味の九条ネギに振りかけられた七味がまた合う。
ついさっきまで、ワイワイと賑わってましたが他のお客もほぼほぼ帰られて。おでんって、ある意味ファーストフードですよね。仕込みにはたっぷりと手間暇時間かかってるんでしょうけど。注文したらすぐ出てくるし。
ここに来たからには注文必須の蛸。
こんなに太い蛸ですが、長時間煮込まれててホントに感動する柔らかさ。
湯葉もとりわけ絶品なんで、一人一品ずつ。で、他季節モノの京都伝統野菜の賀茂茄子。これ、トロットロに煮込まれてて、もはやおでんの枠を超えたメインディッシュにもなりそうな美味しさ。湯葉も二重構造で、中は汲み上げ風生ゆば、外側は半生ゆば。トロリととろける食感。
油揚げ。かなり分厚いです。栃尾の油揚げみたいに。スポンジのようにお出汁を吸って、食べごたえある。
煮込み。この時点ではネギしか見えませんが(笑)
中から白味噌で煮込まれたトロンととろけるほど煮込まれた牛スジが。京都の煮込みは大体白味噌仕立て。さばの味噌煮も白味噌仕立てですが、臭みを消し、甘くて美味しい。
わかめ、ネギ、マグロ。
ワカメの食感もまたいい。マグロのおでん、これほんとに贅沢だけど美味しい。
ワカメの食感もまたいい。マグロのおでん、これほんとに贅沢だけど美味しい。
蛸饅頭。タコが真薯になっていて、お出汁が張られています。
外側は香ばしく揚げてあり、中はこんな状態。タコって、噛みしめるほどに旨味が出てくると思うんですが、最初からこんな具合にミンチ状になってると、旨味が濃くダイレクト。これ激ウマ!
九条ネギのおでんを九条ネギの薬味で食べるという、ちょっとシュールな画(笑)それぞれ違う食感と甘み。
裏種はクジラのさえずり。舌です。とてもコッテリしてて、滋養ある味わい。関西ではクジラのコロも定番ですよね。これも濃厚!
そして、食事の〆に七五三結。
タコ飯におでん出汁がかかっています。これ、サイコーにいい旨味が凝縮。どれもこれもクオリティー高く、丁寧な仕事。ひとつひとつのおでん種のコンディションをチェックするために鉄串で温度確認。そのためにできる腕の焼きごて当てたような痕をご主人に見せてもらいました。これぞ、プロ魂。
タコ飯におでん出汁がかかっています。これ、サイコーにいい旨味が凝縮。どれもこれもクオリティー高く、丁寧な仕事。ひとつひとつのおでん種のコンディションをチェックするために鉄串で温度確認。そのためにできる腕の焼きごて当てたような痕をご主人に見せてもらいました。これぞ、プロ魂。
3人で全制覇達成。この日の夜はわりと冷えて、途中熱燗もいただきハシゴできないくらい満腹。夏とは言え、店を出る頃にはさすがに夜の帳が降りてました。夏のおでんはまた夏なりにいいもんですよ。
ヨ~イヤサ~♪
ヨ~イヤサ~♪
蛸長 への口コミ
京都行くからにはと、仕事頑張った甲斐あり(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑✧
— 桃shuuty (@momoshuuty) 2017年3月4日
無事お目当てに辿り着けた(๑•̀∀- )و
2年ぶりの蛸長、変わらなくて嬉しい(o'ч'o)♡ pic.twitter.com/pd96EsQhF1
蛸長 基本情報
住所:京都府京都市東山区宮川筋1-237
電話番号:075-525-0170
営業時間:18:00~22:00(品切れまで)
冬季:17:30~(基本10月から3月まで)
定休日:水曜日
電話番号:075-525-0170
営業時間:18:00~22:00(品切れまで)
冬季:17:30~(基本10月から3月まで)
定休日:水曜日
京都南座にも程近い場所。明治15年創業のおでんの老舗店。食通でもある作家・池波正太郎にも愛されたおでん。
行列必至のお店ですが、この日はタイミングよく1回転めのお客が出るのと入れ替わりですんなり入店。