小高い深草の山里に風情ある茅葺屋根の本堂
その正体はお寺。
明暦元年(1655年)、日蓮宗の元政上人がこの地に称心庵という庵を結んだのが始まり。平安時代初期(9世紀)、この場所には太政大臣藤原基経が建立した極楽寺があり、その跡地。
元政はもと彦根藩士で、その身分を捨てて妙顕寺日豊に入門。そして、ここに草庵を建立。寛文8年(1668年)、この地で永眠。
明暦元年(1655年)、日蓮宗の元政上人がこの地に称心庵という庵を結んだのが始まり。平安時代初期(9世紀)、この場所には太政大臣藤原基経が建立した極楽寺があり、その跡地。
元政はもと彦根藩士で、その身分を捨てて妙顕寺日豊に入門。そして、ここに草庵を建立。寛文8年(1668年)、この地で永眠。
門前には、結界石である『不許酒肉五辛入門』の石碑。その意味は、酒や肉、にんにくなどニオイのきついものを食すことを禁じる、と。まるで禅寺のようで、日蓮宗には珍しく厳しい戒律。
それほど元政上人は、学問と詩歌三昧、そして父母の孝養につとめ、清らかな僧堂生活をここで送ったそうです。
それほど元政上人は、学問と詩歌三昧、そして父母の孝養につとめ、清らかな僧堂生活をここで送ったそうです。
小さい釣鐘もあります。
そして、参道を行くと、こちらの本堂「寂音堂」。
寛文元年(1661年)に建立され、中正院日護上人の作、本尊・釈迦如来坐像を安置。その胎内には法華経一巻と五臓六腑を形作ったものが納められています。
境内には桜やモミジもあり、ちょうど色づきはじめ、隠れた紅葉スポットとも言えます。
毎年3月18日には「元政忌」が行われ、上人の遺品等が公開されます。
ちょっと穴場的お寺です。伏見稲荷大社から少し足をのばして、立ち寄りたいスポット。
ちょっと穴場的お寺です。伏見稲荷大社から少し足をのばして、立ち寄りたいスポット。
瑞光寺 へのツイート
6/18、京都御朱印めぐり
— マサ★マサ (@LostZeroStation) June 18, 2019
ラスト2社目は #瑞光寺
茅葺屋根の本堂は風流ですね。
銭洗い弁財天もありました。#御首題 #御朱印 #京都市伏見区 pic.twitter.com/eM421sBNIP
この界隈をたまたま散策中、見事な茅葺屋根を見つけ、なにごとか?と思いやってきました。