【京都坐禅体験めぐり】名高い京都観光スポットの総本山!御所北にある洛中のお寺らしい禅定☆「相国寺」

御所北、そして同志社大学今出川キャンパスに隣接するお寺。京都屈指の観光スポット、金閣寺、銀閣寺の総本山。臨済宗相国寺派のお寺で、月2回坐禅会が開催。体験してきました。

目次

京都屈指の観光スポット・金閣寺、銀閣寺の親寺

烏丸今出川エリア。
同志社大学の今出川キャンパスや御所北に隣接する場所。臨済宗相国寺派大本山のお寺。室町幕府・三代将軍足利義満によって創建。

臨済宗のお寺「京都五山」の序列の第二位。そして、京都屈指の観光名所・金閣寺(鹿苑寺)や銀閣寺(慈照寺)の総本山で、その山外塔頭(さんがいたっちゅう)にあたる。

同志社大と同志社女子大キャンパスを隔てる参道の奥には意外と広い境内が広がっていて、ちょっと驚くのですが。

でも、じつは同志社エリアはもともとここ相国寺の敷地。
応仁の乱など幾度の焼失と復興の歴史とともに、現在の境内の姿に。約百四十四万坪の壮大な敷地に五十あまりの塔頭寺院があった巨大寺院でした。

そんなお寺で毎月第2、4日曜日に坐禅会が開催。今回初体験。で、場所はこちらと聞いてやってきましたが、ホントにここでいいのか?と思えるくらい気配なく(汗)

朝9時のわりとゆっくりスタート。

恐る恐る僧堂の引き戸を開けてみると、受付があって一安心(笑)
ここで住所、氏名を記帳。 そして参加費として100円以上をおさめます。

注意書きとして、携帯電話の消音、靴下を脱ぐ、アクセサリー類外すなど。



そして、靴をぬいで奥へ。

今回は全くの初体験だったので、こちらの控室で事前説明と坐禅の練習。常連の方は最初から禅堂で坐禅をくまれてました。

ご住職から、呼吸の仕方や足の組み方、手の印の結び方、あと禅堂に入る時の歩き方など、初心者には安心なくらい丁寧に説明。

こんな栞もいただき、最後に参加者皆で唱和する般若心経や座禅和讃もここに記載されています。

ここにも足の組み方や印の結び方も。

そして、時間になったので、30分遅れで初心者チームも禅堂へ。途中、坪庭やら眺めつつ。

新しく建て増しされた廊下にはキレイなウォシュレットのトイレもあり、快適。ここで、坐禅用のゆったりとした服に着替える方もいました。

こちらが会場。すでに常連の方が1回目の坐禅終わった後に入室。そして、合流して30分ほどの坐禅タイム。

途中、警策(けいさく)を持つ僧侶が通るときに合掌して叩いてもらう。思ったより全然痛くないです(笑)南禅寺の方がまだ痛めのような。

広間は開放されて、この日外は土砂降りの雨だったので、坐禅中は終始雨音と大量のカラスの鳴き声、あと吹奏楽部の練習音。同志社大からかと思ったら、我が母校でした(笑)
街中のお寺ということで、また一味ちがう雰囲気。それにもとらわれず坐禅につとめました。

坐禅終了後、僧侶による法話。

大死底。ざっくりいうと、まず死んで底を知って無になれ、ということ。
そんな法話のあと、般若心経、座禅和讃唱和してトータル2時間の坐禅体験。

御所や地下鉄今出川駅にも近く、利便性いい場所に立地してるからか、わりと若い観光客らしき方の参加が多かったのが特徴的。今回初回でしたが、2回目以降は最初から禅堂で参加できます。所変われば坐禅会のスタイルも変わるんだなぁ~という印象でした。

ヨ~イヤサ~♪

相国寺 への口コミ

詳細情報

住所:都府京都市上京区相国寺門前町701
電話番号:075-231-5509
坐禅会開催日:毎月第2・第4日曜日、
   ただし1月第2日曜日、8月第2・第4日曜日、 12月第4日曜日は休会
開催時間:午前9:00 ~ 午前11:00 
     坐禅9:00 ~ 10:30 法話10:30 ~ 11:00

関連サイト:http://www.shokoku-ji.jp/a_zazen.html